総数入場者：のべ1,226名

関西にゆかりのある若手作家を紹介するグループ展の14回展を開催。
本展は「出会いと交流」を企画主旨とし、学芸員／ジャーナリスト／アーティスト／デザイナーなど、美術界の第一線で活躍中する、多領域の専門家に出展作家の推薦を依頼。確かな審美眼で選ばれた気鋭の作家による、時流の傾向を窺わせる展覧会を目指した。
出展作家は、今後の活躍がますます期待される4名である。
各作家とも充分な展示空間を使用できたことで、その中で作品の意図するところを存分に見せる展示構成となり、一人一人の作家の現在地点を明示する展覧会となった。ダイナミックな、あるいは多面的な展示が、より意義深い出会いと交流の契機となったことを願う。

新聞をはじめ、WEBサイトを含む各メディアにおいても、告知およびレビューが多数掲載された。さまざまな視点から関西のアートシーンを紹介するだけに留まらず、より一層幅広くなった美術の表現領域を一堂に捉えて見られる展覧会として、好評かつ毎年新鮮な印象をもって広く受け入れられている。

期間中には、レセプションおよびギャラリートークを開催した。ギャラリートークは、作家自らによる作品プレゼンテーションと、各推薦者を交えてフリートークを行った。
　ギャラリートーク来場者数： 80名／レセプション参加人数：のべ 90名

また、作家活動の一助となるよう、展覧会記録リーフレットを作成。出展作品写真に加え、推薦者による作品解説・作家紹介文を収録。掲載言語は、日・英バイリンガル仕様とし、日本のみならず世界へ発信してゆくツールとしての機能を強化した。