活動ファンド | 助成認定制度 |
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申請時期 | 2016年度 第2回 |
活動地域 | 青森県 |
活動ジャンル | その他 |
活動者名 | ファッション甲子園実行委員会 |
活動名 | 第16回全国高等学校ファッションデザイン選手権大会(ファッション甲子園) |
活動名(ふりがな) | だいじゅうろくかいぜんこくこうとうがっこうふぁっしょんでざいんせんしゅけんたいかいふぁっしょんこうしえん |
実施時期 | 2016年 7月 20日 ~ 2016年 11月 4日 |
会場 |
実施場所:弘前市民会館 所在地 :弘前市大字下白銀町1-6 |
活動の概況(入場者数、観客アンケート、評論家の評価、自己評価など)
第16回大会では42都道府県、141校、1,953チーム、3,190枚のデザイン画の応募がありました。前年比学校数は4校増加、チーム数192チーム増加、デザイン画数91枚減少なったことから、一校あたりのチーム数が増え、厳選されたデザイン画の応募であったことがうかがえます。関心を持つ学校・生徒の意欲がうかがえます。作品については年々レベルアップしており、デジタルで制作したデザイン画が増えてきています。
5月20日・21日の両日開催された一次審査(書類選考)では、28都道府県32校35チームが選出され、8月21日(日)デザイン画をもとに衣装に仕立てた作品を、ファッションショー形式で披露し上位校を決定する最終審査会(於:弘前市民会館(青森県弘前市))に集い、高校生ファッション全国No.1を競いました。
厳選なる審査の結果、岐阜県清凌高校が優勝。青森県柴田女子高校が準優勝。富山県富山第一高校が第3位となりました。
【来場者数】約980名
【来場者のアンケート】来場されたほとんどが「大変よかった」「よかった」の回答でした。出場するチーム員による作品の紹介(作品のねらい、アピールポイント等)も定着してきました。高校生の一生懸命さが観客に伝わり、今年度も好評でした。
【審査員の評価】大塚審査員長より、「第1回から16回まで審査を続けて思うことは、一つの作品に3ヶ月という長い時間をかけて、仲間と一緒に作業をするコンテストは、ファッション甲子園しかないと思います。この貴重な経験を大事にして欲しい。
ビデオレターで紹介があったように、ファッション甲子園参加者がファッション界で活躍し始めてきています。第1回大会優勝東京都女子美術大学付属高校辻沙織さんは、現在衣装デザイナーとして活躍中。第13回大会優勝岐阜県大垣桜高校加納明日香さんは、Yumi Katsura Award 2016 RoseWedding全日本ブライダル協会賞を受賞しております。将来的に、世界的なデザイナーが出てきてほしいと願っています。
優勝の清涼高校の作品は、時間をかけて丁寧に仕上げた、一見地味に見える作品、準優勝の柴田女子高校の作品は、華やかな作品でした。双方の長所を備えた作品が今後出てくることを期待しています。」との声をいただきました。
【自己評価】昨年度節目である第15回大会を終え、新たな展開として会場にランウェイを設置し、審査員席の目の前までウォーキングし、アピールできるようになり、より質の高い演出ができるようになりました。また、舞台正面に200インチのスクリーンを設置し、大画面で映像を流すことによる臨場感を演出しました。コンテストでは舞台演出の変更により、生徒たちはいかにして作品をアピールするかを試行錯誤しながら取り組んでいました。大会終了後、審査員から直接アドバイスをいただける交流会も大変好評でした。この大会に懸ける思いや、全力で取り組む姿勢がうかがわれます。
これからも、過去~現在~未来へと、「高校生らしい瑞々しい感性」を繋ぎ、若者の夢の創造を育み、全国の高校生が夢と希望と情熱を持って参加できるよう、県内外、将来的には国内外を巻き込んだ大会を目指していきます。