活動が6年目を迎える2011年度は、東日本大震災や原発事故を受けて「祈ろう。がんばろう。未来をつくるために、劇場ができること。」というテーマを掲げ、4回目となる年間プログラム「鳥の劇場2011年度プログラム」(創る・いっしょにやる・招く・試みる・考えるという5本の柱で構成)を実施。当活動は、新作「赤いろうそくと人魚」を公演。演劇という芸術表現の可能性、領域を拡大するための試みとして行う事業「シリーズ『演劇と劇場の新しい可能性を探して』～創作と上演を通しての検証」のうちのひとつ。演劇の新しい豊かさを示し、地域固有の歴史や社会状況と関わりながら新しい創作を目指す。
　原作:小川未明、構成・演出・舞台美術:中島諒人、出演:齋藤頼陽、中川玲奈、村上里美、他。