当協会の定期演奏会の大きな目的は後期バロックから古典派までの18世紀音楽の啓蒙であるが、第236回～第239回定期演奏会各公演において特筆すべき点は次の通り。
・第236回定期演奏会
後期バロック時代の代表的な宗教曲であるヘンデル作曲オラトリオ「メサイア」を教会で演奏する企画。
・第237回定期演奏会
当協会創設者の一人であるリコーダー奏者の北山隆氏を招いて、イタリアのマイナーな作曲かから誰もが知る名曲まで、多彩な内容を取り上げた。
・第238回定期演奏会
古典鍵盤楽器奏者高田泰治によるチェンバロ・リサイタル。同時期にリリースした新譜CDと同様の内容である、J.S.バッハ作曲ゴルトベルク変奏曲を取り上げた。
・第239回定期演奏会
G.Ph.テレマンの代表作である「食卓の音楽」第3集を、3年のスパンで全曲公演する企画の最終回。