活動ファンド | SOMPOアート・ファンド |
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申請時期 | 第2回 |
活動地域 | 熊本県 |
活動ジャンル | 美術、生活芸術、映画、その他 |
活動者名 | 公益財団法人 熊本市美術文化振興財団 |
活動名 | 熊本城×特撮美術 天守再現プロジェクト |
活動名(ふりがな) | くまもとじょうかけるとくさつびじゅつてんしゅさいげんぷろじぇくと |
実施時期 | 2017年 12月 16日 ~ 2018年 3月 18日 |
会場 |
実施場所:熊本市現代美術館 所在地 :熊本市中央区上通町2-3 |
【熊本城を1/20のスケールで再現】
熊本出身の特撮美術監督・三池敏夫氏の指揮のもと、ミニチュア特撮の技で熊本城(天守閣・宇土櫓)を1/20のスケールで精巧に再現し展示した。これとあわせて、城下の街並みをイメージしたミニチュアセットを製作し、熊本城を望むまちの風景を蘇らせた。来場者にはこのセットの中で特撮映画ばりの迫力の写真撮影を楽しんでいただいた。
【熊本城の過去・現在・未来を紹介】
会場内ではミニチュアとともに、熊本城に関する写真・映像や実物資料(石垣・鯱・瓦)などを展示した。展示全体を通観することで、熊本城の歴史や被災状況、今後の復旧計画までを理解できる内容とした。
【県内各地の被災状況の紹介】
熊本城に関する情報に加えて、県内各地の被災状況を紹介する映像を展示した。映像は、熊本県が損保ジャパン日本興亜と協定を結び制作している熊本地震のアーカイブ事業から提供を受けた。
【阿蘇神社楼門の再現】
熊本城同様に地域のシンボルである阿蘇神社も熊本地震では大きな被害を受けた。その象徴ともいえる楼門を今回、1/20のスケールで再現製作し展示した。
【展覧会入場者数】
27,798人
〈市民ボランティアの協力〉
熊本の街並みをイメージしたミニチュアセットの製作にあたっては、作業を補助してくれる市民ボランティアを一般募集し、40名を超える方々が参加。主にセット内に配置する小物の製作や、ミニチュアビルの修復などの作業でディテールアップを担っていただいた。参加者には「自分たちの展覧会」という意識を持っていただけたようで、展覧会開幕後も広報面で継続的に協力していただいたほか、会場での撮影係を買って出てくれる方なども現れ、盛り上げに貢献していただいた。