参加人数：　１０月２７日：来場者数　96名
　　　 １０月２８日：来場者数　130名

美しく繊細な旋律で聴衆を魅了するピアニスト、フィリップ・ヤクシッツが率いるトリオの、待望の日本初公演を東京と広島で開催いたしました。

意義のある活動を続けている団体の活動資金に寄付をする、11年目を迎える（広島は3年目）、ジャズ・チャリティー・コンサートです。

フィリップ・ヤクシッツ・トリオのオリジナルの曲を中心に編成されたプログラムで、オーストリアの民謡をアレンジしたピアノ・ソロなど、日本の聴衆には目新しいヨーロピアン・ジャズを聴かせてくれました。　
東京、広島の両公演の会場の成り立ちを良く理解してもらい、今回の公演でも素晴らしい舞台が作り上げられました。

12回目を迎えました「Jazz Night @魚藍寺」に今年も満員の聴衆の皆様にご来場いただき、至近距離でヨーロッパを代表する演奏家によるジャズをお楽しみいただきました。このコンサートは、毎年多くのボランティアの方々に支えられ、皆様のコンサートとして大切に運営されております。

継続的な企業様のご支援のお陰様で、入場料を低く設定でき、全額寄付できることにより、チャリティーの一番重要であり、困難な「継続すること」を可能としております。

入場料全額を寄付させていただいた「認定NPO ファミリーハウス」様からは、ファミリーハウスの衛生管理費として、「一般社団法人　ボーダレスアート研究会 HAP」様からは、パーソナルコンピューター（Mac）2台の購入費として使用させていただきたいとのご報告がありました。

寄付金の用途先は、当日コンサートの途中の贈呈式で口頭にて発表し、翌年のコンサート会場にて掲示させていただいております。音楽をお楽しみいただき、寄付されたお金の用途先を知る、そのようなフィードバックは、チャリティー継続のための大切な要因だと考えております。

3年目を迎えました「Jazz Night in ひろしま」も、数多くのメディア媒体に取り上げられ、季節外れの台風でお足元の悪い中にもかかわらず、多くの方々にお越しいただきました。
最後はスタンディング・オベーションで幕を下ろし、コンサート終了後もお越しいただいた
皆様と、遅くまで交流が続きました。

また、広島のエリザベト音楽大学とのコラボレーションも進んでおり、実地教育の場として、学生の皆様（アートマネージメント専攻）にご参加いただいております。本年度も
学生の皆様にご活躍いただきました。