シアターイリデセンスは、名古屋を拠点に活動する多国籍劇団です。
今回エウリピデスのギリシャ悲劇「王女メディア」を上演するにあたり、クラシックな物語を新しい視点から表現することを目指しています。
まずは舞台を18世紀の日本とし、異国の地で迫害される外国人女性を主人公としたところで、異国人であることの孤独や理不尽な想いなどを表現します。また、本作品は、作品自体がバイリンガルとなっています。出演者たちは、英語と日本語の両方で表現することで、独特な言葉と文化の雰囲気が創られ、このバイカルチャーの作品を、これまで違った環境で演劇活動をしてきた役者同志がそれぞれ違ったアプローチで創造していくことで、より独創的な作品となることでしょう。
本公演は、オリジナルのフュージョンミュージックとプロジェクションマッピングを活用します。公演は撮影し、海外のお客様にもバーチャルチケットを発行して閲覧可能とし、国内外広く世界の人々にも観ていただくことを目指しています。