活動ファンド | 助成認定制度 |
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申請時期 | 2018年 第2回 |
活動地域 | 海外 |
活動ジャンル | 美術 |
活動者名 | 特定非営利活動法人 アートインスティテュート北九州 |
活動名 | HOTEL ASIA 2018 World Tour |
活動名(ふりがな) | ほてるあじあにせんじゅうはちわーるどつあー |
実施時期 | 2018年 9月 1日 ~ 2019年 2月 28日 |
会場 |
実施場所:ORGANHAUS(中国)、Medo Space(オーストリア)、GALLERY SOAP(日本)、BARRAK(那覇) 所在地 :中国/重慶、オーストリア/ウィーン、日本/福岡県/北九州市、日本/沖縄県/那覇 |
寄付金額 / 目標金額 |
0円 /
200,000円
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2018年度のホテルアジアプロジェクトは、UNIDENTIFIED LANDSCAPE: HOTEL ASIA PROJECT 2018と題し、日本、タイ、中国、香港、インドネシア、オーストリア等のアーティスト、キュレーター、研究者等と協力して、Kuandu Museum of Fine Arts(台北・台湾)、Organhaus(重慶・中国)、Medo Space(ウィーン・オーストリア)、ウィーン美術アカデミー(ウィーン・オーストリア)、BARRAK(那覇・日本)、GALLERY SOAP(北九州・日本)を巡回するプロジェクトを実施しました。
このUNIDENTIFIED LANDSCAPEと名付けられたプロジェクトは、展覧会、ディスカッション・シンポジウム、書籍出版と移動・旅から構成されるプロジェクトです。今回のプロジェクトは、風景をテーマにした過去二つのプロジェクト、2015年に実施された「REAL ESTATE/LANDSCAPE」、2016年に実施された「LANDSCAPE」を継承するもので、これまで議論してきた、現代におけるグローバル化という経済や社会の変化、そしてテクノロジーの進歩によって大きく変容しているランドスケープ:風景という概念について、時間的、空間的に規定された近代的な「風景」に、未確認の、どこでもない風景というアイデアを導入することで、新たな解釈を提案し、解放された風景の再発見を目的として実施されました。参加アーティスト、キュレーター、研究者は、それぞれの地域、フィールドでリサーチを行い、それをもとに議論し、ビジュアルアート(写真、映像、彫刻、インスタレーション等)あるいはテキストなどの形式を用いて作品を制作し、各会場で、展覧会、スクリーニングプログラム、シンポジウム、レクチャー、音楽イベント等を実施しました。
今年度においては、台湾、中国、ウィーン、沖縄、北九州を巡回することによって、より広がりのあるネットワークを構築することに成功し、新たな視点を持った各地のアーティストや研究者と恊働できたことは、今後の活動にも影響を与えていくことになると確信しております。
また、この活動の成果として、参加したアーティスト、映画監督の写真作品や研究者のテキストをまとめた128ページフルカラーのアーティストブッックも制作する予定です。