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SF映画の金字塔『メトロポリス』極上シネマコンサート~活弁と吹奏楽の饗宴~

SF映画の金字塔『メトロポリス』極上シネマコンサート~活弁と吹奏楽の饗宴~

2018年11月9日(金)
調布市グリーンホール大ホール  (東京都調布市小島町)
開場:17時45分
開演:18時30分  終演:20時30分

S席指定席 6,800円
自由席一般 3,800円
自由席学生 2,500円

主催:NPO法人調布シネマクラブ http://choufucinemaclub.tamaliver.jp/
後援:調布市  協力:(株)ワイ・プランニング  マツダ映画社

☆2018年8月9日からイープラスにてチケット販売開始☆

私たちは東京都調布市の「映画のまち調布」というキャッチコピーを、
広く一般市民に知っていただき、「映画を見る楽しさ」「映画を創る楽しさ」を実感してもらい「映画って面白い!」と思ってもらえるような上映会や関連イベントを調布市内で行ってきました。

調布市内にはいくつもの映画関連企業があり、中でも昔から特撮映画を造っている映画スタジオがあることから、私たちは設立当初より特撮映画や特殊技術撮影に着目した展示会、アマチュア自主怪獣映画の上映会を開催し、それと同時に、映画初期の無声映画を活動写真弁士と伴奏付きで上映するなど「日本の映画文化」を知り、楽しんで頂くための上映会も行ってきました。

今回上映する映画「メトロポリス」は1927年ドイツのSF映画です。
特撮映画の原点でもあり「SF映画の金字塔」ともいわれる無声映画で、
公開当初はオーケストラの生演奏付きで上映されました。
近年のSF映画を撮る監督達にも影響を与えた作品で、活動写真弁士付き上映会でも人気のある作品です。
活動写真弁士(活弁士)は映画の説明、解説をする人であると同時に、
自分のセンスで登場人物のセリフを巧みに入れ、その話術のよって映画の世界をナビゲートする役です。西洋を中心とする他国では生演奏だけで見るのが一般的で、
「活弁」は語り物文化の発達していた日本独特の映画文化です。
そこで私たちは新しい試みとして、映画の中の近未来や物語の世界観をより壮大に表現し、
より深く理解する方法として、活動写真弁士1名の語りを発展させた3名以上の「声色掛け合い説明」と、全国で400万人の経験者がいるといわれている吹奏楽の大編成生演奏という
スタイルで、「映画のまち調布」に相応しい日本初の映画「メトロポリス」の上映会を開催し、新しい体験をして「映画って面白い!」と感じてほしいと思いました。

★脚本は活弁士の佐々木亜希子。今回は自身が作った「メトロポリス」の脚本を、
声色掛け合い説明用にアレンジし、映画の世界を語り、俳優二人がセリフを掛け合い、
見る人に解りやすい映画にしています。
★音楽は、かつてベルリン放送交響楽団の演奏した映画の伴奏曲を基に
ブラスエクシードトウキョウの藤岡睦穂が吹奏楽アレンジで譜起こしし、
近未来や物語の世界観をより壮大に表現しつつ、活弁との融合を違和感なくまとめた楽曲に仕上げます。

【声色掛け合い説明】
★佐々木亜希子(活動写真弁士):(株)ワイ・プランニング所属。NHK山形放送局でニュースキャスターを務めた後、2001年より無声映画をライブで語る活動写真弁士として活躍。
ウィットに富んだ脚本と七色の声が人気を博し、全国各地の映画祭や上映会に出演。
アニメ「君の名は。」など、映画の音声ガイドも数多く手掛ける。
NPO法人ビー・マップ代表。毎月シネマート新宿にて「活弁!シネマートライブ」を開催中。

★冨家規政(俳優):A.L.C-atlantis 所属。1983年TVドラマ「おしん」出演後、数々のドラマ、映画、CM、舞台など時代劇からバラエティー番組まで幅広く活躍。
2016年やまなし大使に任命。2018年「仮面ライダービルド」レギュラー出演。
10月には米国アカデミー 賞受賞の名作「いまを生きる」の舞台に出演する。

★浜田 学(俳優):(株)アルファエージェンシー所属。1976年、東京都出身。97年「七曲署捜査一係」(NTV)でデビュー以降、TV、映画、舞台と、二枚目から狂気の殺人犯まで幅広く演じ分け活躍。主な出演作に、NHK大河ドラマ『武蔵』(03)『功名が辻』(06)『江~姫たちの戦国』(11)『西郷どん』(18)等。9月23日22時~wowow『真犯人』全5話がOA予定。調布市在住。

【演奏】
★ブラス・エクシード・トウキョウ(吹奏楽アレンジ・演奏)
2009年に都内近郊で活躍する演奏家達により結成されたプロフェッショナルな吹奏楽団。
各メンバーが厳選な審査のもとに選抜され、その高い演奏技術と総合芸術色を前面に打ち出した彼等のコンサートは全国各地で高い評価を得ています。
またフジテレビ「めざましテレビ」やスカパー!での連続放送などメディアからの注目も集めています。
ミュージックアドバイザーに元日本フィルハーモニー交響楽団首席ティンパニ奏者の森茂氏、
2017年には芸術監督に元NHK交響楽団首席トランペット奏者の津堅直弘氏が就任し、
今もっとも注目されている吹奏楽団の一つです。

活動情報

活動ファンド 助成認定制度
申請時期 2018年 第2回
活動地域 東京都
活動ジャンル 音楽、映画
活動者名 特定非営利活動法人 調布シネマクラブ
活動名 SF映画の金字塔『メトロポリス』極上シネマコンサート~活弁と吹奏楽の饗宴~
活動名(ふりがな) えすえふえいがのきんじとうめとろぽりすかつべんとすいそうがくのきょうえん
実施時期 2018年 6月 23日 ~ 2019年 1月 31日
会場 実施場所:調布市グリーンホール大ホール
所在地 :東京都調布市小島町2-47-1
寄付金額 / 目標金額
0 / 1,000,000

活動完了報告

平成30年11月9日(金)調布市グリーンホール大ホールにて『SF映画の金字塔「メトロポリス」極上シネマコンサート~活弁と吹奏楽の響宴~』を開催しました。
90年前の無声映画「メトロポリス」を、活弁士、俳優、芸人の5人の声色掛け合い活弁という異色の組み合わせと、50名のプロ吹奏楽団の生演奏で上映し、学生から年配の方まで約200名の来場があり、映画のまち調布に相応しい、皆が楽しめた上映会となりました。ご来場者の皆様には大変好評で再演を希望する声もありました。

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