活動ファンド | 助成認定制度 |
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申請時期 | 2018年 第3回 |
活動地域 | 東京都 |
活動ジャンル | 音楽 |
活動者名 | 大津純子室内楽実行委員会 |
活動名 | 大津純子心のコンサート その26 |
活動名(ふりがな) | おおつじゅんここころのこんさーとそのにじゅうろく |
実施時期 | 2018年 10月 20日 ~ 2018年 11月 30日 |
会場 |
実施場所:代官山ヒルサイドプラザ(ヒルサイドテラス内) 所在地 :東京都渋谷区猿楽町29−10 |
寄付金額 / 目標金額 |
450,000円 /
450,000円
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好天気に恵まれ、理想的な聴衆人数(招待者を入れ110名)が参加。我が人生の節目でもあるのか、自分の人生を振り返り、また今後どのように進んで行くのかを考えることが多くなったように感じる。そんな自身の心状を反映し、今回は個人的な想い出の詰まる曲目選択となった。ピアニストにはアメリカで長年一緒に演奏活動をしているコレット・ヴァレンタインを迎えた。タイトルの《Reminiscence 〜 追憶》というテーマに合わせ、ゲストの月尾 嘉男先生が、歴史上の人物たちの『最後の言葉』という大変興味深いお話をスライド付で用意してくださった。時間が限られていたので準備していた中から僅か6名にしかスポットを当てることが出来なかったのが残念だが、其々の人生を映し出す重みある言葉を基盤に話題が広がり、また、月尾先生ご自身の豊かな体験談を楽しく伺うことができた。ここに<先人たちの言葉>をご紹介する。*J.S.バッハ : 紙を持っておいで。頭の中に音楽が鳴っている。それがこの世で私が作る最後の音楽だ。*G.フォーレ: 私は出来るだけのことをやったのだ。あとは神よ、続きを与えたまえ。*E.ガロア:泣かないでくれ。20歳で死ぬのには ありったけの勇気が必要だから。*豊臣秀吉:露と落ち 霧と消えにし 我が身かな 浪速のことも 夢のまた夢 *エリザベス1世:私が得た 全ての冨も 束の間のこと *S.ジョブズ:私が得た冨は 一緒に持っていけるものではない。私が持っていけるものは愛情に溢れた想い出だけだ。
心のコンサート・シリーズでは、音楽を通して聴衆との心の触れ合いを大切に考えている。社会や人間の在り方などについて、お客様と一緒に思いを巡らす場を作り出すことが使命であると感じており、今回も多くのお客様から心こもるフィードバックを頂いた。お招きする毎回の有識者ゲストの方々から学ばさせて頂くことは限りなくあり、有意義な素晴らしい時間を提供して下さることに心より御礼申し上げる。今後とも選り優れた曲目とコンサート内容の充実を計っていきたい。