さぬき映画祭は、映画・映像による地域文化の振興と香川の活性化を目的に、2006年から開催しています。映画上映会などのイベントだけでなく、シナリオ執筆の講座やショートムービーコンペティションなども開催し、映画・映像に携わる人材の育成にも取り組んでいます。
メイン行事となる「さぬき映画祭2019」では、今年も香川県出身の本広克行監督をディレクターとし、話題作や過去の名作を多彩なゲストによるトークとともに上映するほか、「映画、だけじゃない映画祭」をコンセプトに、コンペやトークイベントなど様々なプログラムをお届けします。
*写真は前回の開催模様です。

平成31年2月9日(土)～11日(月･祝)の３日間、県内６会場にて開催。75名のゲストをお迎えし、話題の作品や香川ゆかりの作品など、69本（うち、「さぬきストーリー・プロジェクト」26本）を上映した。来場者数は6434人となった。

今年は「応援する映画祭。」をテーマに掲げ、公開前の作品や若手映画監督作品の上映など、これからの「映画」や「映画祭」を応援する内容を盛り込んだ。今後活躍が期待できる若手映画監督を多数紹介し、その活動を奨励するとともに、県民との交流の場を提供した。

最新の話題作から過去の名作まで、様々なジャンルの映画を、俳優や映画監督によるトークイベントとともに上映したほか、セミナーやシンポジウムを開催した。

また、作品出品や投票などで、県民が気軽に参加できるプログラムである「さぬきストーリー・プロジェクト」の上映機会を大きく拡充した。上映会場はもちろんのこと、出品者によるSNS等での投稿も活発に行われ、事業全体の盛り上がりが実感できた。会場では出品者同士やゲストがそれぞれの作品について意見を交わす創発の場となった。