この企画は、京都で2011年から活動している「京都・大学ミュージアム連携」の海外進出第一弾です。京都・大学ミュージアム連携は、京都市内の14大学にある14の大学ミュージアムが協働して活動している団体で、今回は、14大学ミュージアムが所蔵する歴史・美術・考古などの資料200点あまりを台北の国立台北教育大学北師美術館で展示する試みです。日本文化の紹介だけでなく、台湾関係資料の初里帰りも注目されています。実現のため、ぜひ皆様のご協力をお願いいたします！

＊本展出品館
京都外国語大学国際文化資料館
京都教育大学教育資料館まなびの森ミュージアム
京都工芸繊維大学美術工芸資料館
京都産業大学ギャラリー
京都市立芸術大学芸術資料館
京都精華大学情報館・ギャラリーフロール
京都造形芸術大学芸術館
京都大学総合博物館
嵯峨美術大学・嵯峨美術短期大学附属博物館
同志社大学歴史資料館
佛教大学宗教文化ミュージアム
立命館大学国際平和ミュージアム
龍谷大学龍谷ミュージアム

2018年12月15日より2019年2月24日まで、台湾台北市の国立台北教育大学MoNTUE北師美術館で、京都・大学ミュージアム連携の展覧会「《京都好博學》UNIVERSITAS京都‧大學博物館聯盟 台灣特展」を、北師美術館と共催で開催した。展覧会には19000人を超える入場者があり、新聞、雑誌等でも大きく取りあげられた。京都・大学ミュージアム連携としては、はじめて海外展であり、資金調達の難しさに加えて、通関など事務手続きにも戸惑うことが多かったが、無事に成功することができて安心している。懸案だった費用面に関しては、自治体や企業、個人などからの支援を受けて実施することができた。