西陣織をユネスコ無形文化遺産に！！

平安時代から連綿と続いてきた織技術である伝統工芸「西陣織」は、今生産減少の一途をたどっています。職人の高齢化、後継者不足は年々顕著になり、日本が誇る伝統技術は失われつつあります。

西陣織とは、糸を先に染めて模様を出す先染めの織物です。
染め上がった糸の経糸（たていと）と緯糸（よこいと）の交点における色の集まりが緻密な模様を表現し、限られた糸数を組み合わせることで文様にしていく技は、正に世界最高峰の織物技術と言えます。

ユネスコ無形文化遺産の最有力候補にもなり得る西陣織を日本の立派な伝統工芸として、後世にツタエルことは現代社会に生きる私たち日本人の責務であると考え、一般社団法人 西陣経済研究所は、西陣織の伝統的な織技術と現代技術を融合させ、日本画家として名高い「平山郁夫」画伯の絵画を題材に美術織物を今回制作しました。平山郁夫画伯の絵の中にある穏やかで静かな世界観を、西陣織の糸染技術と織技術で見事なまでに表現しています。

美術織物という西陣織の新たな市場を開拓し、西陣織の価値をより多くの人に理解して
いただく活動を通して需要を喚起することで、西陣織を支える職人や養蚕農家の後継者育成に貢献できると考えています。

今回制作した「平山郁夫」画伯の西陣美術織は、代表作であるラクダのキャラバンが進む「パルミラ遺跡を行く」や月明かりにモスクが浮かび上がる「朧月夜（おぼろづきよ）ブルーモスク　イスタンブール」、「浄土幻想　宇治平等院」など７点で、絹糸には世界遺産に登録された富岡製糸場の「富岡シルク」を使用しています。

2019年1月に京都で作品のお披露目会を皮切りに、展示会（数量限定販売有り）を全国１５０会場で３年かけて巡回開催します。

西陣美術織を通して、西陣織の新しい技術と作品をご覧いただき、その価値が広く認められることで、更なる市場の需要を生み出し、西陣織絵画作品のバリエーションを増やしていく予定です。ご期待ください。

西陣経済研究所は、西陣織のユネスコ無形文化遺産登録を目指し、今後さらに活動を充実していく必要があると考えております。つきましては、かかる趣旨をご理解いただき、皆様からのご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。

西陣織の伝統的技術とデジタル化を融合させて、織物から絵画を制作する技術を確立させ、その最初の作品として、故平山郁夫先生のシルクロード作品７点を西陣織で制作した。作品に使用されている西陣織の絹糸は世界最高峰の品質と言われている富岡シルクを使用している。
2019年からから関西圏を中心に全国で展示会を開催し、多くの方にご来場いただいた。新型コロナウイルスの流行によりトークイベントは中止した。
（開催時期） 　　　　　　　　（開催場所） （実施〇） （収容人数）
２０１９年 １月２４日～２６日 京都新聞社ギャラリー 〇 1200人
１月３０日～２月３日 津市リージョンプラザ 〇 330人
２月７日～１１日 長浜文化芸術会館（滋賀県長浜市） 〇 400人
２月１３日～１７日 不二羽島文化センター（岐阜県羽島市） 〇 500人
２月２１日～２４日 岸和田市立文化会館マドカホール（大阪府岸和田市） 〇 300人
２月２８日～３月３日 八尾市文化会館（大阪府八尾市） 〇 250人
３月６日～月１０日 和歌山市民会館（和歌山県和歌山市） 〇 160人
３月１１日～１７日 びわ湖大津館（滋賀県大津市） 〇 190人
３月２０日～２４日 三木市文化会館（兵庫県三木市） 〇 80人
３月２８日～４月２日 姫路市民プラザ　イーグレ姫路（兵庫県姫路市） 〇 330人
４月３日～７日 生駒芸術会館 美楽来（奈良県生駒市） 〇 170人
４月１０日～１４日 箕面文化・交流センター（大阪府箕面市） 〇 130人
４月１７日～２１日 ひこね市文化プラザ（滋賀県彦根市） 〇 120人
５月１日～６日 グンゼ博物苑（京都府綾部市） 〇 400人
５月９日～１３日 三田市総合文化センター（兵庫県三田市） 〇 170人
５月１５日～２１日 さいか屋藤沢店　美術ギャラリー（神奈川県藤沢市） 〇 120人
５月２３日～２７日 加古川市滝野ギャラリー（兵庫県加東市） 〇 150人
５月３０日～４月２日 京田辺市商工会館ギャラリー（京都府京田辺市） 〇 200人
６月７日～１１日 サンポールホール高松（香川県高松市） 〇 100人
７月３日～７日 高槻現代劇場文化ホール（大阪府高槻市） 〇 100人
７月１９日～２１日 堺市教育センター　ソフィア（大阪府堺市） 〇 120人
８月６日～１９日 西武大津店　（滋賀県大津市） 〇 200人
８月２３日～２５日 安来観光交流プラザ　（島根県安来市） 〇 150人
８月２９日～９月１日 泉佐野市文化会館　（大阪府泉佐野市） 〇 110人
９月５日～９月９日 明石市勤労福祉会館ギャラリー　（兵庫県明石市） 〇 450人
９月１８日～２４日 大東市サーティホール　（大阪府大東市） 〇 250人
９月２６日～３０日 ＬＩＣはびきの　（大阪府羽曳野市） 〇 130人
１０月１８日～２２日 中央生涯センター　（京都府長岡京市） 〇 400人
１０月２４日～２８日 けいはんなプラザ（京都府相楽郡） 〇 150人
１１月７日～１０日 高島市文化ホール（滋賀県高島市） 〇 120人
１１月２８日～１２月２日 加古川総合文化センター（兵庫県加古川市） 〇 350人
１２月５日～９日 河内長野市立文化会館（大阪府河内長野市） 〇 350人
１２月１６日～１９日 大阪狭山市文化会館（大阪府大阪狭山市） 〇 200人
２０２０年 １月４日～７日 ガレリアかめおか（京都府亀岡市） 〇 260人
1月９日～１３日 ハイトピア伊賀（三重県伊賀市） 〇 250人
２月６日～９日 四日市市文化会館（三重県四日市市） 〇 1200人
２月１２日～１７日 ギャルリＶＥＧＡ（大阪府池田市） 〇 150人
３月１１日～１４日 萬象会館（福井県敦賀市） 〇 150人
３月１９日～２２日 きものつたや（大阪府枚方市） 〇 50人
３月２６日～２９日 大垣市文化会館（岐阜県大垣市） 〇 60人
５月２６日～２９日 宝塚ギャラリー六軒茶屋（兵庫県宝塚市） 〇 110人
６月１１日～１４日 守山市民ホール（滋賀県守山市） 〇 180人
６月１７日～２２日 ギャラリーかわにし（兵庫県川西市） 〇 280人
６月２５日～２８日 伊勢市観光文化会館（三重県伊勢市） 〇 130人
７月９日～１２日 白雲館（滋賀県近江八幡市） 〇 80人
７月１６日～１９日 甲東ホール（兵庫県西宮市） 〇 240人
７月２２日～２６日 原田の森ギャラリー（兵庫県神戸市） 〇 350人
７月３０日～８月４日 茨木市立ギャラリー（大阪府茨木市） 〇 600人
８月６日～８月９日 大和郡山市立文化会館（奈良県大和郡山市） 〇 280人
８月１２日～１５日 丹波の森公苑（兵庫県丹波市） 〇 260人
８月１９日～２３日 富山県民会館（富山県富山市） 〇 90人
８月２７日～３０日 草津市クレアホール（滋賀県草津市） 〇 200人
９月３日～６日 八幡市文化センター（京都府八幡市） 〇 300人
９月１１日～１４日 摂津市文化ホール（大阪府摂津市） 〇 250人
９月２４日～２７日 射水市新湊中央文化会館（富山県射水市） 〇 120人
９月３０日～１０月５日 尼崎市総合文化センター（兵庫県尼崎市） 〇 150人
１０月８日～１１日 まなび創造館（愛知県小牧市） 〇 200人
１０月２２日～２５日 クリエート浜松（静岡県浜松市） 〇 220人
１０月２９日～１１月１日 尾張旭市文化会館（愛知県尾張旭市） 〇 90人
１１月６日～９日 　高岡文化ホール（富山県高岡市） 〇 80人
１１月１２日～１５日 文化フォーラム春日井（愛知県春日井市） 〇 270人
１１月２０日～２３日 刈谷市総合文化センター（愛知県刈谷市） 〇 270人
１１月２７日～３０日 東海市芸術劇場（愛知県東海市） 〇 80人
１２月３日～６日 神戸市アートビレッジセンター（兵庫県神戸市） 〇 100人
１２月８日～１３日 豊中市立市民ギャラリー（大阪府豊中市） 〇 210人
１２月１７日～２０日 焼津文化会館（静岡県焼津市） 〇 180人
１２月２４日～２７日 寝屋川市立市民ギャラリー（大阪府寝屋川市） 〇 180人
２０２１年 １月７日～１１日 岐阜市文化センター（岐阜県岐阜市） 〇 130人
１月２１日～２５日 徳島市シビックセンターギャラリー（徳島県徳島市） 〇 150人
１月２９日～３１日 市民交流プラザふくちやま（京都府福知山市） 〇 200人
２月４日～７日 バロー文化ホール（岐阜県多治見市） 〇 140人
２月１１日～１５日 久居アルプスプラザ（三重県津市） 〇 650人
２月１８日～２１日 泉南市立文化ホール（大阪府泉南市） 〇 380人
２月２５日～２８日 たつの市総合文化会館　赤とんぼ文化ホール（兵庫県たつの市） 〇 320人
３月５日～８日 倉敷市民会館（岡山県倉敷市） 〇 50人
３月１１日～１４日 松坂市文化財センター（三重県松坂市） 〇 300人
３月１９日～２３日 米子市美術館（鳥取県米子市） 〇 100人
３月２６日～２９日 豊岡市文化会館（兵庫県豊岡市） 〇 90人
４月１日～４日 あま市美和文化会館（愛知県あま市） 〇 170人
４月８日～１１日 鯖江市まなべの館（福井県鯖江市） 〇 240人
４月１５日～１８日 津山市立文化展示ホール（岡山県津山市） 〇 100人
４月２１日～２６日 島根県立美術館（島根県松江市） 〇 150人
合計１９，１７０人