活動ファンド | 助成認定制度 |
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申請時期 | 2018年 第4回 |
活動地域 | 京都府 |
活動ジャンル | 舞踊 |
活動者名 | 舞踏カンパニー倚羅座 |
活動名 | 《妹の力》シリーズ第9弾 -還暦記念-今貂子舞踏公演「闇の艶」 |
活動名(ふりがな) | いものちからしりーずだいきゅうだんかんれききねんいまてんこぶとうこうえんやみのつや |
実施時期 | 2018年 10月 20日 ~ 2019年 4月 30日 |
会場 |
実施場所:先斗町歌舞練場 所在地 :京都府京都市中京区先斗町通三条下ル |
寄付金額 / 目標金額 |
80,000円 /
300,000円
|
舞踏カンパニー倚羅座主宰・今貂子の還暦記念として、京都を代表する劇場の一つである先斗町歌舞練場にて、ソロ公演「闇の艶」を開催した。
場面ごとに印象的な演出の工夫をし、集客298名と満員御礼で、最後には、演者と観客が一体となり、熱狂の渦が沸き起こる感動的な公演となった。
歴史ある歌舞練場での前衛舞踏の公演で、劇場の舞台スタッフとの打ち合わせなど、初めは手探りで始まったが、繰り返し打合せを行ううちに、見事な伝統的な舞台美術と現代の融合の舞台となった。
サイドの桝席を小さな子供連れの家族席「竹の子席」にするなど工夫し、子供の入場も、20人近くあり、年齢層も乳児から80代まで、また、日本各地、外国人の観客も多かった。
「歴史ある昭和初期の趣ある建築、先斗町歌舞練場での舞台を楽しみにしてきました。圧巻の美しい舞踏、その存在感、全身から溢れる生命力、たくさんのエネルギーをいただきました。」(アンケート、群馬県よりの来場者)
大きなチャレンジであったが、多くの方の力を借りて、大成功で終了できた。
手ごたえもあり、記録映像作品を配信することなども計画中で、今後につなげていきたい。
※申請時の活動内容より、音楽家一名追加。衣装スタッフは参加なしに変更がありました。
公演詳細
タイトル:-還暦記念- 今貂子舞踏公演「闇の艶」
英文タイトル:-KANREKI anniversary-Ima Tenko Butoh Performance ‘YAMI NO TSUYA’
作品コメント:漆黒 幾重もの「闇」の堆積
光をも引き込む、匂い立つ色
その内奥より、現れ出ずるもの
日時:2019年3月21日(祝・木)17時開演(15時受付開始、16時開場)
会場:先斗町歌舞練場(京都市中京区先斗町通三条下ル)
会場英文;Pontocho Kaburenjo/ Kyoto
アクセスhttps://www.kamogawa-odori.com/kaburenjou
公演当日のお問合せ tel.090⁻7098⁻2869(受付)
□出演
作・舞踏 今貂子 Ima Tenko
舞踏:にこ 村上璃子
おかえり三姉妹:林まゆみ(長唄三味線方)、宮里亜梨紗(長唄三味線方)、三好涼子(長唄唄方)
ミズモノ<今貂子+ryotaro+仙石彬人>:ryotaro (acc,synth)、仙石彬人(TIME PAINTING)
□チケット (全席指定/前売料金)
松席 4000円 椅子席
竹席 7000円 枡・桟敷席/2名様までご入場いただけます
竹の子席 7000円 枡・桟敷席/子供+大人4枚様まで可*舞踏カンパニー倚羅座でのみ販売
梅 2500円 椅子席
カンフェティ梅席 1500円 椅子席(カンフェティのみで販売)
当日券+500円増し 学生券-500円引き(要身分証)
着物割100円引き(当日受付にてキャッシュバック)
□スタッフ
照明:塩見結莉耶
音響:堂岡俊弘
舞台:川井洋明 浅井 穣
総括:岩村原太
結髪:福谷房子(エメラルド美容室)
宣伝美術:写真 三村博史
デザイン 野町朋子
写真記録:Kaori Yoshimoto
映像記録:古木洋平
制作:今貂子
難波まはる
□先斗町歌舞練場スタッフ
大道具:大橋伸太郎 照明:今村吉明 音響:稲崎 烈
主催/問合せ:舞踏カンパニー倚羅座
後援:京都府 京都新聞 特定法人京都藝際交流協会
認定:公益社団法人企業メセナ協議会
協力:ART COMPLEX1928 UrBANGUILD 有限会社楽楓堂
一般社団法人ちいきの広場光 縁法律事務所
舞踏カンパニー倚羅座は、近年、歌舞練場様式の日本型伝統的劇場を舞台に、<妹の力>シリーズとして8作のオリジナル作品の発表を続け、古代よりの女性芸能者の歴史を辿りながら、伝統と現代を融合させながら、独自の境地を切り開いてきました。
このたび、舞踏カンパニー倚羅座主宰・今貂子の還暦記念として、今貂子舞踏公演「闇の艶」を京都・先斗町歌舞練場で開催いたします。ます。
漆の色の名でもある「闇の艶」は、舞踏を創始した土方巽の著作集の中に遺された言葉で、「陰翳礼賛」(谷崎潤一郎著)、葛飾北斎の娘・おゑいの物語などに結びついていきます。
丹念に経験を重ね舞踏の真髄を探求してきた女性舞踏家・今貂子のソロ舞踏を軸に、舞踏カンパニー倚羅座の舞踏手、おかえり三姉妹の長唄生演奏、今貂子が参加しているコラボレーショントリオ・ミズモノのryotaroのsound、仙石彬人の即興のヴィジュアルTIME PAITING、歌舞練場の舞台機構を生かした空間演出、照明、衣装・結髪などで、オリジナルな舞踏世界を紡ぎだしてまいります。
日本を代表する舞踏家の一人として、京都の地に根をはり、新たな前衛の花を咲かせようとする今貂子の集大成の舞台に、ぜひ、ご支援賜れますよう、よろしくお願いいたします。
―公演に寄せてー
おどる身体は、変幻し、時空を超える。
若き日、舞踏の「破調の美」に衝撃を受け、舞踏家を志した。いつしか、芸能の源流にみられる古代の「たまふり(命の活性化)」の力を探求し、現代のアヴァンギャルドな舞踏の中に蘇らせることをめざした。舞踏を通しての多くの出会いが、天啓のような学びをもたらし、やるべきこと、向かうべき方向を示してくれた。舞台は、踊り手の生の情念を焼き尽くす場であるという。それが、観客の命を輝かせることができるか?舞台芸術の肝心要である。
還暦の節目に、多くの人の力をお借りして、最高の舞台が誂えられることとなった。
全身全霊で、踊りきりたい。 今 貂子
公演詳細
タイトル:-還暦記念- 今貂子舞踏公演「闇の艶」
英文タイトル:-KANREKI anniversary-Ima Tenko Butoh Performance ‘YAMI NO TSUYA’
作品コメント:漆黒 幾重もの「闇」の堆積
光をも引き込む、匂い立つ色
その内奥より、現れ出ずるもの
日時:2019年3月21日(祝・木)17時開演(15時受付開始、16時開場)
会場:先斗町歌舞練場(京都市中京区先斗町通三条下ル)
会場英文;Pontocho Kaburenjo/ Kyoto
アクセスhttps://www.kamogawa-odori.com/kaburenjou
公演当日のお問合せ tel.090⁻7098⁻2869(受付)
□出演
作・舞踏 今貂子 Ima Tenko
舞踏:にこ 村上璃子
おかえり三姉妹:林まゆみ(長唄三味線方)、宮里亜梨紗(長唄三味線方)、三好涼子(長唄唄方)
ミズモノ<今貂子+ryotaro+仙石彬人>:ryotaro (acc,synth)、仙石彬人(TIME PAINTING)
□チケット (全席指定/前売料金)
松席 4000円 椅子席
竹席 7000円 枡・桟敷席/2名様までご入場いただけます
竹の子席 7000円 枡・桟敷席/子供+大人4枚様まで可*舞踏カンパニー倚羅座でのみ販売
梅 2500円 椅子席
カンフェティ梅席 1500円 椅子席(カンフェティのみで販売)
当日券+500円増し 学生券-500円引き(要身分証)
着物割100円引き(当日受付にてキャッシュバック)
□チケット取り扱い tickets 前売 3月20日22時〆切
■Confetti(カンフェティ)■
【WEB】 http://confetti-web.com/ <日本/English > 24時間購入可
「闇の艶」で検索 search YAMI NO TSUYA
● 公演チケット特設ページhttps://www.confetti-web.com/detail.php?tid=49788&
【電話予約】カンフェティチケットセンター 0120-240-540(受付時間 平日10:00~18:00)
■舞踏カンパニー倚羅座■
<お申込み>E-mail /Tel/faxで、お名前/お電話番号/ご住所/松席・竹席・竹の子席・梅席のご希望の席の種類/一般、学生の券種 / 枚数
をお申込みください。
□スタッフ
照明:塩見結莉耶
音響:堂岡俊弘
舞台:川井洋明 浅井 穣
総括:岩村原太
結髪:福谷房子(エメラルド美容室)
宣伝美術:写真 三村博史
デザイン 野町朋子
写真記録:Kaori Yoshimoto
映像記録:古木洋平
制作:今貂子
難波まはる
□先斗町歌舞練場スタッフ
大道具:大橋伸太郎 照明:今村吉明 音響:稲崎 烈
■会場・先斗町歌舞練場について■
劇場建築の名手といわれた大林組の技師、木村得三郎による設計で、昭和2年(1927年)完成。当時「東洋趣味を加味した近代建築」と賞賛され、ジャン・コクトー、チャーリー・チャップリンも来訪したという。京の五花街の一つ、先斗町歌舞会による、春の「鴨川をどり」秋の「水明会」が開催されている。
主催/問合せ:舞踏カンパニー倚羅座
〒601-8021京都市南区東九条宇賀辺町13-1
今貂子舞踏研究所
tel/fax 075-748-6778 携帯 090-7098-2869
E-mail :ima_kiraza@yahoo.co.jp
URL http://imakiraza.wixsite.com/kirabutoh
後援:京都府 京都新聞 特定法人京都藝際交流協会
認定:公益財団法人企業メセナ協議会
協力:ART COMPLEX1928 UrBANGUILD 有限会社楽楓堂
一般社団法人ちいきの広場光 縁法律事務所
出演者プロフィール
・今 貂子(いまてんこ)
舞踏家 振付家。舞踏カンパニー倚羅座主宰 今貂子舞踏研究所代表
1958年、群馬県生まれ。1979年、京都・尾越での東方夜総会(のちの白虎社)の舞踏体験合宿に参加し、舞踏と出会う。1980年、舞踏グループ白虎社創立に参加。1981年「少年少女のくす玉」(京都市立芸術大学学園祭)にて、初舞台。1983年アジア演劇祭(マニラ)にて、海外公演デビュー。以降、京都/西陣ホール公演、東京/Butoh Festival’85をはじめとする国内公演、五大陸巡り世界舞踏キャラバン隊としてのヨーロッパ、アジア、南米の海外フェスティバルでの海外公演に舞踏手として出演。また、衣裳デザイン・製作を担当。1994年、白虎社解散により独立。
1999年、初のソロ作品「うぐいす」(アルティブヨウフェス‘98/京都府立府民ホールアルティ)。1999年、旧白虎社稽古場で、舞踏ワークショップ開始。2000年、ワークショップを母胎に、舞踏カンパニー今貂子+倚羅座 結成。初披露目公演「じゃんもんもんもんもん」(滋賀県大津市、三井寺観月舞台)2005年、今貂子+倚羅座ヨーロッパツアー(マドリッド、バルセロナ、パリ、ドイツ・テテロウ)を行い、各地で成功を収める。2007年-2016年、京都・五條會館にて、舞台機構を修復しながら、五條《妹の力》シリーズ「宝尽くし」「鯉つかみ」「孔雀船」「月世界」「花軍」「閃光」「ウズメー風穴をあける力―」「夢衣」の8公演を開催。 2012年、2013年、舞踏分野ではじめて文化庁芸術祭参加。※2010年度京都府文化ベンチャーコンペティションにて京都新聞社賞受賞。「和の伝統的劇場での舞踏公演を新しい京都の風物詩に!」
2011年、国民文化祭2011「而今の花」公演と三味線・舞踏カフェ「ただいま」(京都/西陣ファクトリーGarden)2014年、カンパニー結成15周年に先駆け、カンパニー名称を、舞踏カンパニー倚羅座と改称。
2016年、KYOTO舞踏館(主催・有限会社一九二八)開館に伴い、ソロ作品「秘色(ひそく)」公演が開始し、毎週木曜のロングラン公演となる。2018年、秋には、「秘色」ロングラン公演250回を突破。
日本の芸能の源流にみられる「たまふり(命の活性化)の力」に支えられたアバンギャルドな舞踏の探求を通じ、独自の境地を開拓。京都を拠点に、国際的に活動を展開している。
20周年を迎える舞踏ワークショップでは、国内外の後進の指導・育成にあたり、数々の舞踏家やパフォーマーを輩出している。また、コミュニティアートプロジェクトへの参加、美術家・音楽家など異ジャンルアーティストとのコラボレーションにとりくみ、近年は、映画「駈込み女と駆出し男」「関ケ原」への出演など、活躍の場を広げている。
・舞踏カンパニー倚羅座
にこ 村上璃子
古代の芸能の源流にみられる「たまふり(命の活性化)」の力を土台にしたアバンギャルドな舞踏の創造をめざし、白虎社出身の舞踏家・今貂子のワークショップを母胎に2000年結成。
にこ、村上璃子は、2012年に舞踏手として参加、「花軍」にて、初舞台。以降、アートプロジェクトへの参加、妹の力シリーズをはじめとした舞踏公演に出演。にこは、クラリネット奏者として「ニコらん」などでの演奏活動を展開しており、今貂子ソロ公演「閃光」では、音楽家として出演。村上璃子は、国内外における今貂子のワークショップでアシスタントを務め、2018年には、イギリス・ヨークシャーWhitestone Art Studioの’Arashi no ie’アートプロジェクトにダンサー兼助手として、参加した。
・おかえり三姉妹
林まゆみ(長唄三味線方) 宮里亜梨紗(長唄三味線方)三好涼子(長唄唄方)
京都造形芸術大学内・長唄三味線サークルで長唄に出会う。卒業後も演奏活動を各々がマイペースに続ける。2010年ころより五條會館での倚羅座公演や松尾大社での草雲会などに三姉妹で参加する。今回、三好涼子は還暦公演を祝うべく高知より駆けつけ、2013年以来5年振りの参加となる。林まゆみ、宮里亜梨紗は、KYOTO舞踏館「秘色」公演にて今貂子と共演中。このほか京都を中心にライブ活動を行っている。
・ミズモノ
ryotaro (acc, synth)
エレクトロニクスを融合したアコーディオン弾き。96年からナスノミツル(アルタードステイツ)三条とおる(EP-4)の[elements]に、加入後、数々のアングラの巨匠達との共演を経て近年、梅津和時らと共に中山ラビのツアーメンバーを務め、また、ミュージシャンだけでなく、ダンサー等との共演を展開。ヨーロッパを中心に海外でのライブ活動も精力的に行う。’10、’11年と、coba主催のイヴェントに参加。
仙石彬人(TIME PAINTING)
2004年より「時間に絵を描く」をテーマに、OHPを用いたヴィジュアルによるライヴパフォーマンス‘TIME PAINTING’をはじめる。楽器を演奏するかのように3台のOHPを同時に繰りながら紡がれる光の絵は、絶えず変化し続け2度と同じにならないその場限りの物語を描く。LIVEという表現方法にこだわり、あらゆるジャンルのミュージシャンやダンサー、アーティストとのコラボレーションワークを活動の場としている。
今貂子+ryiotaro+仙石彬人は、2012年より、コラボレーショントリオ・ミズモノとして活動。根底に流れる物語や風景、記憶や想像をベースに、即興で時空間をつくりあげるパフォーマンスを続けている