活動ファンド | SOMPOアート・ファンド |
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申請時期 | 第4回 |
活動地域 | 兵庫県 |
活動ジャンル | 美術、その他 |
活動者名 | 六甲山観光 株式会社 |
活動名 | 六甲ミーツ・アート 芸術散歩2019 (第10回記念展) |
活動名(ふりがな) | ろっこうみーつあーとげいじゅつさんぽにせんじゅうく |
実施時期 | 2019年 4月 1日 ~ 2020年 3月 31日 |
会場 |
実施場所:六甲ガーデンテラス、六甲高山植物園、六甲ケーブル、六甲山ビジターセンター等六甲山上11会場予定 所在地 :兵庫県神戸市灘区 |
1. 活動概況
【会期】 2019年9月13日(金)~11月24日(日) 延べ73日間
【会場】 六甲山上11会場
六甲ガーデンテラス、自然体感展望台 六甲枝垂れ、六甲山カンツリーハウス、六甲高山植物園、六甲オルゴールミュージアム、六甲ケーブル、天覧台、風の教会(グランドホテル 六甲スカイヴィラ含む)、六甲有馬ロープウェー(六甲山頂駅)、記念碑台(六甲山ビジターセンター) [プラス会場]TENRAN CAFE
【鑑賞チケット】 大人2,200円 小人(4歳~小学生)1,100円 ※有料5会場に入場可
【主催】 六甲山観光株式会社、阪神電気鉄道株式会社
【事業内容】 現代アートの野外展示を中心とした展覧会。作品鑑賞を通じて六甲山の自然や眺望、歴史等の魅力を体験いただく。
《主な出展アーティストと参加数》
浅野忠信、伊藤存、植松琢麿、宇野亞喜良、榎忠、藤本由紀夫、髙橋匡太 他
計42組(招待27組、公募15組) 計44作品
《各賞受賞者》
・公募大賞 (公募応募総数206点) グランプリ 岩谷雪子「ここにいるよ」、
準グランプリ 葭村太一「錦鯉ヘッド」、
奨励賞 黒田恵枝「萌怪萌怪者六地蔵菩薩立像」
・兵庫宅建ハトマーク賞 若田勇輔「The Cock」
・FM802 大石麻央「ときには、僕らも旅しよう」
・神戸市長賞 前田耕平「Exuvia」
・主催者特別賞 藤江竜太郎「ソライロアンブレラ」
・オーディエンス大賞
グランプリ 大野公士「in the mist」、準グランプリ 栗真由美「builds crowd AMAGASAKI」、第3位 OBI「がれきに花をさかせましょう」
《イベント・ワークショップ》 計21件
「オフィシャルツアー」「ザ・ナイトミュージアム」、「ROKKOアートマーケット」、
「藤本由紀夫 *astronavigation/星の読書・秋―黄昏時の植物園」他
2. 現状の課題
第11回目の開催を迎え、次の10年を見据えて、より一層地域の観光活性に貢献し、かつ文化事業を根付かせるためには、展覧会の内容の充実、告知強化による来場者数の底上げが必須である。そのための資金やマンパワーに課題がある。
『アートの山“六甲山”』というブランドイメージを確立させ、大規模に神戸 六甲山エリア全体を巻き込んだアートイベントにしてゆくためには、今後の集客数増とともに、行政など地域全体との連携やインフラ整備なども不可欠となる。
3. 今後の改善点
展覧会の企画・運営が担える人材育成。毎年開催による準備期間の短さ、設営時期の業務集中等による業務過多及び、労働環境の改善。来場者増に伴う山上エリアでの交通機関(ケーブル、バス)の混雑緩和への取組、及び、山上へのアクセスの利便性向上には行政や他の地域事業者を巻き込んだ取り組みが必要である。
また、今後への展開を広げるためには、さらなる認知度向上も必要である。
4. 自己評価
・鑑賞チケット(有料施設に入場可能)販売実績 22,864枚
3年連続で過去最高の販売実績となり、10年間の継続開催による浸透を実感した。
伴い、無料会場も含めた全エリアへの来場者数も過去最多(528,181人)となった。さらに、会場となったホテルや、六甲ケーブルでも過去最多の来場につながった。
また、これまでの取り組みが評価され、神戸市文化活動功労賞を六甲ミーツ・アート 芸術散歩として授与いただいた。
5. SOMPOアート・ファンドの助成を受けたことによるメリット
助成いただいたことで、過去最多のアーティストに出展いただき、開催10回目記念展に相応しい規模で開催できた。また、安藤忠雄設計「風の教会」を2018年から継続して会場に加えることができた他、紅葉のライトアップや1000万ドルの夜景とともに、アート作品を鑑賞する「ザ・ナイトミュージアム」の継続も可能となった。上記のような、多くの方に楽しんでいただける大規模企画を実現し、展覧会の内容を充実させることができた。
6. 活動実施における協力機関や他の協働団体の関与について団体名およびその内容
《共催》 六甲摩耶観光推進協議会
《運営協力》有限会社建隆マネジメント、一般財団法人神戸すまいまちづくり公社、兵庫県神戸県民センター、ワタリウム美術館
《特別協力》一般社団法人 兵庫県宅地建物取引業協会
《助成》 公益財団法人 神戸文化支援基金、損保ジャパン日本興亜「SOMPO アート・ファンド」(企業メセナ協議会 2021 Arts Fund)
《協力》 アサヒビール株式会社、味の素株式会社、株式会社伊藤園、株式会社うしお、株式会社大阪めいらく、キーコーヒー株式会社、株式会社キートン、キリンビール株式会社、株式会社 熊谷組、神戸フェリーバス株式会社、株式会社神戸メリケン工房、サン・ビブレ川崎青果株式会社、扇港興産株式会社、株式会社トーホーフードサービス、日化メンテナンス株式会社、日産プリンス兵庫販売株式会社、日本ケーブル株式会社、阪神園芸株式会社、株式会社藤井鉄工所、株式会社方城組、株式会社前川製作所、株式会社益田工務店、有限会社萬両、山田建設株式会社、ライト工業株式会社
《後援》 兵庫県、兵庫県教育委員会、公益財団法人 兵庫県芸術文化協会、神戸市、神戸市教育委員会、公益財団法人 神戸市民文化振興財団、一般財団法人 神戸観光局、公益社団法人 日本建築家協会近畿支部、FM COCOLO、FM802、Kiss FM KOBE
7. 媒体への露出(記事タイトル/媒体名/掲載年月日)
《新聞》28件 「神戸 自然が舞台 個性共演(あす開幕)」/神戸新聞/2019年9月12日
《TV》16件 「開催概要、オフィシャルツアー」/ABCテレビ「おはよう朝日です」/2019年10月20日
《ラジオ》12件 「開催概要」/FM COCOLO/2019年9月10日
《雑誌》16件 「夏のアート旅」/スターツ出版㈱「Ozmagazine 8月号」/2019年7月12日
《その他(フリーペーパー、Web等)》185件 「開催概要」/美術手帖/2019年9月13日 計257件