歌劇《オリンピーアデ》　全３幕　原語上演（イタリア語）　日本語字幕付き
作曲：Ｇ.Ｂ.ペルゴレージ　台本：Ｐ.メタスタージオ　指揮：本山秀毅　演出：井原広樹
出演：クリステーネ／清原 邦仁・谷 浩一郎　メガークレ／日下部 祐子・清野 千草
アリステーア／松浦 綾子・#直樹・孫　 勇太
アルジェーネ／末廣 早苗・吉永 裕恵　アルカンドロ／西原 綾子・西村規子
リーチダ／橘 知加子・堀口 莉絵
管弦楽：ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団　　合唱：関西歌劇団合唱部
舞台監督：青木 一雄（スタッフチームアルチザン）　演出助手：髙木　愛　　映像：久保田テツ
衣装：下斗米 大輔（株式会社エフ・ジー・ジー）　　照明：原中 治美（株式会社大阪共立）
音響：平井 英一（有限会社サンオープランニング）　副指揮：金 正奉、柴 愛
コレペティトゥア：岡本 佐紀子、満多野志野

歌劇《オリンピーアデ》あらすじ：時は古代ギリシャ。シキュオンの王、クリステーネは自らの
娘のアリステーアとの結婚を優勝者への褒美とし、オリンピックの試合を開催しようとしている。クレタの王子リーチダは、クレタの王女アルジェーネと婚約していたが、父に許されず、失意のうちにアルジェーネもリーチダの前から姿を消していた。リーチダはアルジェーネとの再会を諦め、一目見たアリステーアに恋焦がれるようになっていた。かつてクレタでメガークレの命を救ったリーチダは、オリンピックでの優勝経験があるメガークレに、リーチダの名でオリンピックに出場してほしいと頼む。優勝の褒美が恋人のアリステーアだとは思ってもいなかったメガークレはかつて命を救ってくれた友の頼みに応じ、オリンピックへの出場を約束する。リーチダもメガークレとアリステーアが相思相愛とは知らずに。オリンピックには侍女リコリに変装したアルジェーネもやって来ていた。オリンピックではリーチダを名乗るメガークレが優勝する。優勝者への褒美がアリステーアだと知ったメガークレは悲嘆にくれるが、リーチダとの約束と友情の為、アリステーアに別れを告げ立ち去る。アリステーアは結婚相手として現れたリーチダを非難。そこにメガークレが入水自殺したとの知らせがもたらされる。名を騙り、王を欺いた罪に問われリーチダは逃亡する。絶望したアリステーアも自殺を図るが失敗し、一命を取り留めたメガークレと再会する。リーチダは、一旦は行方をくらますが、クリステーネを切りつけようとして捕えられ死を覚悟する。そこへ正体を明かしたアルジェーネが制止に入り、リーチダとの婚約の証に貰った首飾りを示すと、クリステーネはリーチダが幼い頃に行方不明になった息子だと気付く。ついにクリステーネは全てを許し、リーチダとアルジェーネ、そしてメガークレとアリステーアが結ばれることとなる。