活動ファンド | 助成認定制度 |
---|---|
申請時期 | 2019年 第2回 |
活動地域 | 青森県 |
活動ジャンル | 美術 |
活動者名 | ファッション甲子園実行委員会 |
活動名 | 第19回全国高等学校ファッションデザイン選手権大会(ファッション甲子園) |
活動名(ふりがな) | だいじゅうきゅうかいぜんこくこうとうがっこうふぁっしょんでざいんせんしゅけんたいかいふぁっしょんこうしえん |
実施時期 | 2019年 4月 20日 ~ 2020年 3月 31日 |
会場 |
実施場所:弘前市民会館 所在地 :青森県弘前市大字白銀町1-6 |
第19回大会では、全国39都道府県・123校・1,633チームから2,771枚のデザイン画の応募がありました。昨年度と比較すると応募は3県増えましたが、学校数・チーム数・応募枚数は減少となりました。少子化に伴う高等学校の統廃合や学科の再編が全国的に進んでいることも影響していると考えられます。
5月17日に実施された一次審査(デザイン画による書類選考)では、27都道府県34校35作品(チーム)が選出されました(※その後1チーム辞退)。8月25日には最終審査会を実施し、一次審査で選出されたデザイン画を基に衣装に仕立てた作品をファッションショー形式の公開審査で披露し、高校生ファッションデザインの全国ナンバー1を競いました。厳正なる審査の結果、岡山県立岡山南高等学校「UNIT」が優勝。準優勝は、五所川原第一高等学校(青森県)「わだば縄文人さなる」、第3位は白鵬女子高等学校(神奈川県)「未来像」となりました。
【最終審査会来場者数】920人
【来場者のアンケート】来場者の95%が「よかった」の回答でした。来場回数は3回以上の方が約30%を占め、リピーターの多さが目立ちました。高校生の衣装については、「デザインの質の高さに驚いた」という意見があった一方で、「19回目になるのに今回まで大会の存在を知らなかった」という意見もあり、今後の周知・広報が課題となっています。
【審査員の評価】
大塚審査員長より「今大会の作品はどれも大変こだわって時間を掛けていた作品だと感じた。ただ、ものづくりにおいてはプラス思考も大事だがマイナスすることも必要である。高校生だから素材にもこだわりたいけど資金的になかなか難しい状況もあると思う。その中で、自分たちで作りたいものから引き算をして、そこに美しさが出てくる。これをきっかけにものづくりの面白さ、可能性を考える機会にしてほしい。」
原審査員より「今大会も完成度の高い作品が多かった。ファッション甲子園では今しかできないもの、大人になったらできない何かをやってほしいと思っている。素材にもこだわった完成度の高い作品も大事だけれど、優勝作品にように日本ならではのモチーフを取り入れ、なおかつ柔らかさ・美しさをもって1枚の服に仕上げた作品があり感激している。今回惜しくも入賞しなかったチームも自分なりの成果を見つけてほしいと思う。」との声をいただいております。