活動ファンド | 助成認定制度 |
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申請時期 | 2019年 第2回 |
活動地域 | 茨城県 |
活動ジャンル | 美術 |
活動者名 | アーカスプロジェクト実行委員会 |
活動名 | アーカスプロジェクト2019いばらき |
活動名(ふりがな) | あーかすぷろじぇくとにせんじゅうきゅういばらき |
実施時期 | 2019年 5月 31日 ~ 2020年 3月 31日 |
会場 |
実施場所:アーカススタジオ他 所在地 :茨城県守谷市 |
【実施場所】アーカススタジオ(もりや学びの里内)等,市内外各所
【助成】平成31年度文化庁アーティスト・イン・レジデンス活動支援事業
【後援(AIR事業)】国際交流基金, ブリティッシュカウンシル
【協賛】企業24社,個人17名
【事業協力】医療法人直志会 袋田病院,NPO法人黄金町エリアマネジメントセンター,
オランダ王国大使館, 東京藝術大学大学院 国際芸術創造研究科 毛利嘉孝研究室,
取手アートプロジェクト, 水戸芸術館現代美術センター, Hospitalfield,
Edinburgh Sculpture Workshop,Cove Park
【協力】アサヒビール株式会社
【ネットワーク】Res Artis,AIR NETWORK Japan
【運営】アーカスプロジェクト実行委員会
【プログラム内容】
1.アーティスト・イン・レジデンスプログラム
(1)公募による現代芸術分野の新進アーティストの招聘
招聘人数:3名
招聘アーティスト:クリストファー・ボーリガード(イタリア)
ルース・ウォーターズ(英国)
渡邊 拓也(日本)
招聘期間:9月4日~12月12日(100日間)
選考方法:公募(募集時期3月1日~4月19日)
※応募件数:海外642件(応募国・地域数88か国・地域)国内23件
計665件
審査員: 竹久侑氏(水戸芸術館現代美術センター主任学芸員)
田坂博子氏(東京都写真美術館学芸員)
アーカスプロジェクト実行委員会
○招聘事業の概要
・公募にて選出した3名のアーティストを守谷市に招聘し,スタジオを拠点とした
滞在期間中のリサーチや制作活動の支援を実施した。
○オープンスタジオの実施
期間:11月20日~24日
会場:アーカススタジオ 来場者:290名
・招聘アーティストが滞在中に取り組んだ制作活動の成果を公開した。
○オープンスタジオ期間中その他プログラム
・小学生を対象としたキッズツアーのほか,ディレクター及びコーディネーターと
招聘アーティストによる解説つきのスタジオツアーを実施した。
・「アーカスで、マンゴーが採れる日」と題し,加速しつづける経済活動が
引き起こす気候変動を経済史の観点から研究している桑田学氏とディレクターとの
対談を行った。
○外部団体、教育機関などとの連携プログラム
・9月26日:NPO法人黄金町エリアマネジメントセンターと連携し,黄金町に滞在中の
東南アジア各国からのアーティストのヒアリング及び招聘アーティストとの
交流を実施。 参加者:6名
・9月29日:守谷市商工会主催「きらめき守谷夢彩都フェスタ」において,招聘
アーティストによるステージ登壇。 参加者:150名
・10月17日:大井沢小学校児童の社会科見学として,スタジオを案内し,アーカスの
活動を紹介。 参加者:40名
・10月24日:東京芸術大学大学院 国際芸術創造研究科 毛利嘉孝研究室にて招聘
アーティストが特別講義を実施。 参加者:40名
・2月6日:アーカススタジオでの滞在制作後,日立市に滞在した招聘アーティストが,
過去作品や日立市でのリサーチについて発表。 参加者:35名
(2)海外のアート団体との連携プログラム「エクスチェンジ・レジデンシー・プログラム」
海外のアート団体との連携により双方のアーティスト等を相互に招聘し,制作・リサーチ活動を支援した。
・連携団体 : ホスピタルフィールド (Hopspitalfield /英国・スコットランド)
・派遣アーティスト : 佐藤朋子(日本)
・招聘リサーチャー : エミー・マクラスキー(英国)
・派遣期間 : 9月2日~9月28日(27日間)
・招聘期間 : 2月1日~2月28日(28日間)
・活動報告会:2月22日 会場:アーカススタジオ 参加者21名
(3)AIR活動の連携促進プログラム
「AIR_Bridge –アートと医療・県南と県北・日本とオランダをつなぐ」
県内のAIR実施団体(医療法人直志会 袋田病院)と連携し, アーティスト・イン・レジデンスの運営方法や人材育成, 精神科医療におけるアート活用の仕組みについて相互に学び, 実践を報告する会を開催した。
・AIR勉強会「アーティスト・イン・レジデンスとは?」
日時:7月19日 会場:袋田病院(茨城県大子町)参加者:40名
・AIR勉強会「精神科医療におけるアート(の効果)とは?」
日時:9月26日 会場:アーカススタジオ 参加者:10名
・報告会「AIR Bridgeトーク アーティスト・イン・レジデンスの未来へ
-アーカスプロジェクトと袋田病院の取り組みから-」
日時:12月21日 会場:SHIBAURA HOUSE(東京都)参加者:43名
2.地域プログラム
(1) 見るプログラム
もりや学びの里に収蔵されている冨井大裕氏の作品を鑑賞するツアーを行った。
「テーブルミーティングvol. 11
新しいディレクターと+冨井大裕『企画展=収蔵展』ツアー」
日時:4月6日 会場:アーカススタジオ・もりや学びの里 参加者:20名
(2)作るプログラム
アーティスト日比野克彦ほか,若手アーティストによるワークショップを実施した。
「HIBINO HOSPITAL(日比野美術研究室付属病院放送部)vol.75『聖火リレー』」
アーティスト:日比野克彦
日時:1月25日 会場:アーカススタジオ・もりや学びの里 参加者:36名
「木ノミライ」
アーティスト:田中彰
日時:2月1日,2日 会場:アーカススタジオ・もりや学びの里 参加者:36名
(3)学ぶプログラム
アーカスディレクターやコーディネーターが現代アートと社会の関係をわかりやすく読み解く入門レクチャー・シリーズを実施。(5回開催)
9月21日「現代アートと今どきの資本主義」小澤慶介
場所:アーカススタジオ 参加者:14名
11月2日「モノからコトへ」藤本裕美子
場所:アーカススタジオ 参加者:21名
12月14日「LGBTとアート」外山有茉
場所:アーカススタジオ 参加者:14名
12月22日「アーカスが水戸芸に行って、地域とアートについて考える」小澤慶介
場所:水戸芸術館(茨城県水戸市) 参加者:28名
1月18日「2019年のアート、2020年のアート」小澤慶介
場所:たいけん美じゅつ場(茨城県取手市) 参加者:14名
(4)アーカスアーカイブプロジェクト
25年以上にわたる活動実績の資料整理手法検討等を実施し,一般公開に向けた公開方針を取りまとめた他,期間中にレクチャーとワークショップを2回開催した。
・委託業者:NPO法人アート&ソサイエティ研究センター
(調査期間:R1.8.27~H2.3.31)
【ワークショップ】
・「残す?残さない?守谷とアーカスの記憶と記録」
日時: 9月21日 会場:アーカススタジオ 参加者:7名
・「その書籍はどこ・誰・いつの本?ー分類してみよう」
日時: 11月9日 会場:アーカススタジオ 参加者:6名