活動ファンド | 社会創造アーツファンド Arts Fund |
---|---|
申請時期 | 2022年 第1回 |
活動地域 | 宮城県 |
活動ジャンル | 舞踊、音楽 |
活動者名 | こどもの夢ひろば“ボレロ”実行委員会 |
活動名 | こどもの夢ひろば“ボレロ”~つながる・集まる・羽ばたく~ |
活動名(ふりがな) | こどものゆめひろばぼれろ〜つながる・あつまる・はばたく〜 |
実施時期 | 2022年 1月 27日 ~ 2022年 7月 31日 |
会場 |
実施場所:日立システムズホール仙台(仙台市青年文化センター) 所在地 :宮城県仙台市青葉区旭ヶ丘3-27-5 |
寄付金額 / 目標金額 |
218,500円 /
4,500,000円
|
東日本大震災から10年4カ月が過ぎ、ハード面はだいぶ復興の兆しが見えてきましたが、心の復興はまだまだ遠い道のりと実感しています。この震災で傷ついた将来ある子どもたちを中心に、音楽をはじめとした様々なジャンルで本物に触れ、その素晴らしさに感動し未来への自分探しのきっかけとなり、夢と希望を持って力強く人生を歩んでほしいとの思いからスタートした事業ですが、今回は昨年の第7回を大きく上回る集客となり、子どもたちをはじめ多くの家族連れで会場全体に喜びと笑顔があふれていました。特にコンサートの「ボレロ」演奏では、ダンスの振付により会場の人たちも一緒に身振り手振りを行うなど舞台と一体感が生まれていました。二日間で4回行われた当コンサートでは終演するたびに万雷の拍手と歓声がホールいっぱいに響き渡り、退場の際には皆一様に満足顔になっていたことが印象的で、やはりみんなが待ち望んでいた企画だということを改めて実感させられました。また、各種ワークショップでは、初体験の驚きとともに真剣に取り組んでいました。
※実施日時:2022年7月30日(土)・31日(日)9:00〜17:00(二日間とも)
※企画数:17 入場者数:2,629人(延べ人数11,310人)
本企画は、東日本大震災の復興支援イベントとして2015年からスタートし、今年で8回目の開催となります。
仙台市出身でありピアニストの小山実稚恵の<将来を担う子どもたちに、夢と希望を持って力強く生きてもらいたい>という想いから、子どもたちの体験型イベントとして定着してきております。
本企画は、日立システムズホール仙台全館を使用して、2日間で様々なジャンルのプロの技、知恵を子どもたちに体験してもらいます。
企画のメインイベントである"ボレロ”大集合コンサートでは、小山実稚恵のほか、指揮に広上淳一、そしてオーケストラには、宮城教育大学交響楽団、東京音楽大学の学生オーケストラをはじめ、NHK交響楽団 メンバー他で結成される「こどもの夢ひろばスペシャルオーケストラ」が、子どもたちの心に残る体験型コンサートを実施しいます。
また公募でのオーディションを通過した子どもたちには、楽器演奏でオーケストラに参加したり、小山実稚恵とピアノ連弾をする夢のステージが待っています。
コンサートの他にも、科学、IT、語学、スポーツ、クラフト、ミュージカルなど、約17程度のイベントを同会場にて同時開催をしており、子どもたちは、イベントをハシゴしながら参加する仕組みとなっております。
“ボレロ”大集合コンサート”のメイン曲となるラヴェル「ボレロ」は、一つのメロディを次から次へと別の楽器に受け継がせながら演奏する曲です。最初は一つの音楽から始まった演奏が次から次へと異なった楽器へ受け継がれ最後は大編成でメロディが奏でられます。「こどもの夢ひろば“ボレロ”」には、本物に触れることで、様々な発想が生まれ、それが一つに集まって新たな輪が生まれ、その結果、自由な発想を持ちながら、未来に向かって大きく羽ばたいていって欲しいという大きな願いが込められています。
今年のテーマは「笑む(えむ)」です。
子どもたちはコロナ禍の中、大変な状況を強いられております。
マスクの下でも笑顔が溢れる、ドキドキ・ワクワクする広場を今年も開催したいと思っております。