公演1日目2023年9月15日 17:30-20:00 来場者数 155名
●『松前神楽』とは、地域の神社の祭礼で奉納されていたこともあり、成立後は道南の和人地に住む民衆にも定着していきました。19世紀ごろになると、道南の人々はニシンを求め日本海側に北上していきます。これらの人々が移住地で神楽を伝えることにより、松前神楽は発祥地である松前から道南の和人地、さらに道内各地へと広まりを見せました。松前神楽は地域の民俗芸能であると同時に、道南の人々が道内各地に移住していった北海道近代初頭の歴史を物語る文化財でもあります。
●『静と知盛』能楽『船弁慶』を元に舞踊化したものです。
●『菊慈童』菊花の咲き乱れる神仙境を舞台に、菊の花のめでたさと、その菊が水に滴り不老不死の薬になった由来を語り、永遠の美少年の長寿を寿ぐ、慈童という不思議な人物が主人公です。
公演2日目2023年9月16日 13:00-20:00 来場者数 175名
お琴の生演奏が入る演出です。
●『月のお姫様』●『四君子』●『寿式三番叟』●『鐘ケ岬』●『賤の苧環』●『秋の色種』●『五条橋』●『京鹿子娘道成寺』●『牡丹』●『松の三番叟』●『松の緑』●『松』●『玉兎』
●『茶音頭』筝曲 茶の湯に関係のある辞句を使って男女の縁の末長いことを歌う。
小樽市裏千家淡交会小樽支部会による、お抹茶のおもてなしをご来場の方に提供いたします。
公演内容、目的、発展性
語り継ぐ北の歴史的文化財と舞踊を世界へ ~小樽編~
小樽市在住の茶道裏千家淡交会小樽支部の方のお茶席を設け
国の無形民俗文化財に指定されている松前神楽の皆様や日本舞踊家の方との
舞台づくり及び,映像技術を交えた共演公演を行います。
- 地域の魅力の創出
- 伝統文化を支える、地域住民や民間企業との連携
- 一体的・総合的な保存及び活用を進める