札幌市は、市民の創造性を喚起し、まちづくりに活かしていこうと「創造都市さっぽろ」の取り組みを進めており、このたびの国際芸術祭はその象徴的な事業として開催いたしました。
　札幌国際芸術祭2014は国内外の64組（10カ国）の作家が参加し、214件の作品が展示され、各会場には会期中は、約48万人ものご来場があり、市民を含む多くの方が芸術祭に関心を持ってくださいました。
　来場されたお客様からは、「北海道という大地が歩んできた明治維新以降の歴史そのものを真正面から取り上げている。これほど直接に地元のことを芸術祭のメインステージに登場させている芸術祭も珍しく、ここに札幌国際芸術祭の独自性があるに違いない。大いに意表を突かれるとともに、それはまた、これまで何回も経験してきた、新たなアートの可能性との心地よい出会いとなった。」
「とても感じのいい芸術祭で知的で情がありました。アートがほどよく街と自然に溶け込んでいた。札幌らしい、とも思います。サポーターもとてもよかった。来てよかったです。」
などの評価をいただいております。
　この度の経験を次回に活かせるよう、より一層努力して参ります。今後とも札幌国際芸術祭へのご支援ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。