活動の概況

　アーカスプロジェクト実行委員会では，海外から現代芸術分野の若手アーティストを招聘し，滞在中の創作活動を支援する「アーティスト・イン・レジデンスプログラム」を核として，様々なワークショップによる「アートと地域をつなぐ交流プログラム」や，教育とアートの融合を図るエデュケーション事業などを展開し，身近に芸術家と交流し，楽しみながら芸術創造活動を体験できる機会を提供するとともに，魅力ある地域づくりを推進した。
　活動の概況については，添付資料を参照。

～アーカスプロジェクト２０１４いばらきプログラムの概要～

○実施期間：2014年7月～2015年3月　　　
○実施場所：アーカススタジオ（もりや学びの里内）等
○助　　成：平成26年度文化芸術の海外発信拠点形成事業（文化庁），公益財団法人福武財団
○後　　援：オランダ王国大使館，アルゼンチン共和国大使館，在北京キプロス共和国大使館キプロス共和国名誉総領事館
○協　　賛：企業18社・個人2名
○協　　力：アサヒビール(株)，特定非営利活動法人アーツイニシアティヴトウキョウ，(株)レオパレス21，さくら坂VIVACE，ハンスホールベック，寿し屋の小平治
○運　　営：アーカスプロジェクト実行委員会
○プログラム内容
１　アーティスト・イン・レジデンスプログラム
２　アートと地域をつなぐ交流プログラム
　　・アーティスト・イン・スクール事業
　　・一年生の作品展事業

〔アーティスト・イン・レジデンスプログラム〕
○応募人数：78カ国　640名
○プログラムへの参加者数：526名
○成果：平成26年度は応募人数が過去最高となり，世界の若手芸術家の大きな目標になっていると評価されている。
○今後の展開：新たな事業展開や，国際的な広報の強化に資するため，世界的に活躍するキュレーターを招聘し，これまでの事業の成果・課題に関する分析，全国の芸術関係団体の実地調査等を通して，我が国のアートシーンの現状や今後の方向性について検証を行調査結果は，ホームページ等で公表し国内外に向けて情報を発信する。

〔アートと地域をつなぐ交流プログラム〕
○プログラムへの参加人数：1334名
○成果：平成25年度から実施している一年生の作品展事業等は，児童とアーティストが活発に交流し，学校，保護者からも高い評価を得て，事業の発展が期待されている。
○今後の展開：芸術と教育の融合を図るアーティスト・イン・スクールや一年生の作品展などのアートエデュケーション事業の充実を図り，次代を担う子ども達の豊かな創造力と柔軟な思考力を育む。

〔課題〕
・全国や世界の芸術関係者に高い評価を得ているアーカスプロジェクトを，より多くの人々に周知し，各種事業に参加していただくため，魅力あるプログラムを企画し実施するとともに，多くのマスメディアに取り上げられるよう，積極的に情報発信を行う。