活動ファンド | 助成認定制度 |
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申請時期 | 2014年度 第2回 |
活動地域 | 東京都 |
活動ジャンル | 舞踊 |
活動者名 | OrganWorks |
活動名 | OrganWorks公演 机の器の机 |
活動名(ふりがな) | おるがんわーくすこうえんつくえのうつわのつくえ |
実施時期 | 2014年 9月 25日 ~ 2014年 9月 27日 |
会場 |
実施場所:あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター) 所在地 :東京都/豊島区 |
来場者数503名
<自己評価>
今企画での達成目標であった芸術的、身体表現的に完成度の高い作品を上演するという目標がありましたが、今回の助成を受けて舞台上に美術家の作品と大道具を使用する事ができ、音楽の制作においてもスタジオを長期で使用したりとそれぞれの専門性を発揮するに至る結果が出た事が1つの成果であるように感じられます。
身体表現のスキルとしても稽古場の確保が思う様にできたので今まで以上に稽古がきました。
また、海外のディレクターが観劇した後にフェスティバルへの招聘(スペイン・マドリッド)され、他にも高い評価を得ました。これは1つの成果として考えられます。
残った課題としては集客が思う様に伸びなかった点があります。
これは広報に力とアイディアを注ぐのと大きなダンスフェスティバルの時期と公演が被らない様にする必要があるなと感じました。
アンケートなどで客層を見ると舞踊公演をよく見る方だけでなく演劇関係者、学生などの観劇も目立ちました。これは作品のテーマがウィリアムシェイクスピアであった事なども考えられますが、公演が幅広い層に受け居られたという事が言えると思いますし、活動の主体が国内である若手の振付家、ダンサーの高い質のダンス作品を提供できたのは社会全般にダンス公演というジャンルの将来性を提示する機会になったのではと考えられます。
ダンサー・振付家の平原慎太郎主宰OrganWorksの新作公演。2013年文化庁新進芸術家海外研修員に選ばれ渡西し、本年帰国後初作品。近藤良平主宰のコンドルズへの参加や大植慎太郎、森山未來とのコラボレーション等ジャンルにとらわれずダンスや舞台表現の新たな可能性を模索する平原慎太郎が、あうるすぽっとシェイクスピアフェスティバル2014でシェイクスピア自身と彼が生きた社会情勢や時代背景などをテーマに若手で活躍するレベルの高いダンサー達とともに創作。
出演に国内外のコンペティションで数々の受賞歴を持つ高い身体能力に定評がある三東瑠璃や北海道を拠点にしながら森山開次やカルメンワーナー等の作品に出演し独特な感性と身体性で見るものを魅了する東海林靖志などの個性的なダンサーに加え、役者として活動の幅を広げるコンドルズのぎたろーを招き、演劇的要素も取り入れた意欲作。