活動ファンド | 東日本大震災 芸術・文化による復興支援ファンド GBFund 東日本大震災 |
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申請時期 | 第11回 |
活動地域 | 宮城県 |
活動ジャンル | 音楽 |
活動者名 | スカル・ジュプン |
活動名 | 気仙沼ガムラン応援プロジェクト |
活動名(ふりがな) | けせんぬまがむらんおうえんぷろじぇくと |
実施時期 | 2014年 11月 29日 ~ 2015年 8月 10日 |
会場 |
実施場所:宮城県気仙沼市内 所在地 :宮城県気仙沼市 |
東日本大震災の津波被害によって、大きなダメージを受けた気仙沼市のガムランの楽器の修理に、
東京を拠点に活動する私たち、ガムラングループ スカル・ジュプンのメンバーを中心に支援を行いました。
楽器は潮水に長時間浸かっていた後、ボランティアの手によって水洗いされたとのことでしたが、音が狂ってしまい使用できない状況でした。
当初、気仙沼で修理を行う予定でしたが、状態が想像以上に良くなかったので、東京に持ち帰り鍵盤の研磨や、共鳴菅の調節など、バリの職人さんがやられている方法の見よう見まねで、メンバーで修理を行いました。
気仙沼市主催で毎年8月に開催される「気仙沼みなとまつり」のパレードでの演奏がメインの行事となっており、2015年のパレードに間に合わせたかったのですが、この年は間に合わず、私たちの所有する楽器を気仙沼の皆さんに貸し出し、パレードに参加していただきました。
その翌年2016年のみなとまつりでは、修理で使えるようになった楽器と、私たちのグループから貸し出した楽器を使用し、また事前に現地に赴き子どもたちを対象にワークショップを実施し、パレードでの演奏を行いました。
また、みずほフィナンシャルグループ様からのご寄付により、震災時に紛失してしまった楽器の購入も叶いました。
楽器購入には、バリ島に行き、現地で楽器屋さんに発注し、その後材料購入〜製作となるため、できあがりには長い期間を要しましたが、2016年9月に楽器ができあがり、船便にて日本に到着、無事に気仙沼商工会議所青年部さんに手渡すことができました。