活動ファンド | 助成認定制度 |
---|---|
申請時期 | 2015年度 第1回 |
活動地域 | 東京都 |
活動ジャンル | 演劇 |
活動者名 | 海市(Kaishi)-工房 |
活動名 | 海市(Kaishi)−工房 第22回公演「人魚の森」 |
活動名(ふりがな) | かいしこうぼうだいにじゅうにかいこうえんにんぎょのもり |
実施時期 | 2015年 7月 9日 ~ 2015年 7月 13日 |
会場 |
実施場所:下北沢「劇」小劇場 所在地 :東京都世田谷区北沢2-6-6 |
動員数 603名 客席はほぼ満席で、毎回パイプ椅子の補助席を出す状況だった。 動員目標の640人には満たなかったが、もし目標を達成していたら座席確保が難しい 状況が考えられ、今後は2階席を事前に準備するなどの設定が必要だというのが反省 点の一つとなった。 再演とはいえ、ほぼ新しいキャストでの公演で、客層も若返り、飛び込みの当日客 なども想定以上の入場があり、熱い客席となったことは嬉しい誤算だった。
アンケートも、 深く人生を考えさせられた。(40代男性) つらくて目をそむけたくなるシーンもありましたが、ラストには心があったかくな りました。(30代女性) はじめて近くで劇を観て迫力におどろいた。(10代男性) みなさん演技がうまかった。ドキドキしてまた観たいと思いました。(20代女性) など、様々な世代から多く寄せられた。
また、演劇雑誌テアトロ9月号には、批評家の浦崎氏の、 「人物の心理に繊細に分け入って死者に寄り添い、そして静かな幕切れは、どんな に寛容になっても加害者に寛容にはなれない、という決然たるものを窺わせる芝居 」との評が掲載された。
1年以上にわたる若い役者たちとのワークショップ、その選抜キャストを多く使って の2年半ぶりの公演で、不安もあったが、結果的には世界観を失わず、より深く、け れども新しい海市工房の芝居になったと大きな収穫を感じている。