企画から足かけ３年でやっと実現するマコンデ族の公演です。モザンビーク音楽祭で２回連続受賞経験のあるマコンデ族の若手ミュージシャン２名が、日本初来日し、日本全国横断４０公演を実施します。マコンデ族のアイデンティティを継承するための舞踏・マピコも披露。貴重なマピコの仮面と太鼓もモザンビークから持参します。
寄付はすべて公演の赤字補填のために使用させていただきます。
公演後、モザンビークに帰国してからの活動に行かせるよう、一過性のイベントで終わらず現場につながるようモザンビークのいのちをつなぐ会が建設しているスラムの学舎・寺子屋での学習や、ペンバ美化活動等に公演の経験を取り入れていきます。

本事業では、来日アーティスト、モザンビーク共和国マコンデ族のナジャとオズバルドの音楽クオリティの高さを評価され、来日公演時に、公演依頼が相次ぎ、当初の予定よりもオーバーして、１１都道府県６０箇所で、音楽と文化交流ツアーを実施。新聞、テレビ各社で取り上げられ、想像以上の好評の声をいただいた。
特に、大学や、小学校での公演依頼があったことは、当会として、次世代の日本の国際社会に貢献する人材育成への小さな足跡を残すことができ、意義深いものとなった。
モザンビーク共和国は、日本のODA投資額がサブサハラ４位であるにも関わらず、認知度が低いため、国際相互理解の観点また、当会への理解促進策として、公演・講義活動をつづけていくことで影響力を発揮できると考えている。
２０１６年度、２０１７年度も、規模の大小はあるとも公演を開催していきたいと思う。
講義資料も補強しているため、プロジェクターを用い、講義を交えた、音楽文化公演活動へと、強化していく所存である。