映画を通した幅広い活動で街と映画と子どもを元気に！

今年度21回目を迎える「しんゆり映画祭」は20年間にわたり培ってきた新百合ヶ丘ならではの映画文化と歴史を顧み、今後も地域に密着した市民映画祭の魅力を継承しつつ、さらに地域と映画を元気づけられる映画祭へと成長していきます。

公式映画祭の上映作品は市民スタッフが選定し、監督・俳優などによるトークショウやシンポジウム、ミニコンサートなどを企画しております。さらに障がいを持つ方のための「バリアフリー上映（副音声ガイド付・バリアフリー日本語字幕付）」や保育サービス付上映、中学生が映画制作から上映までを体験する「ジュニア映画制作ワークショップ」の実施をしております。

活動内容を充実をさせる為、皆様のご支援をお願い申し上げます。

新しい10年のスタートとなる2015年度は、川崎市アートセンター映像館と小劇場を会場として6日間の日程で開催しました。

プログラム数は有料17プログラム（19作品）・無料3プログラムで、全36回の上映を行い、来場者数2445名となりました。

バリアフリー上映としての副音声付き上映や保育付き上映、活弁付での名画上映など今までの実績を継承しつつ、「かわさきシネマアワード」との連動、他団体「キノローグ」と提携した映画鑑賞とワークショップをセットにしたプログラム、ショートフィルムの特集上映など、新たな映画の見せ方に挑戦することができました。

映画祭を草創期より支えていただいた武重顧問が急逝されるという悲報もあったなか、地域住民のつくるお祭りとして発展してきた映画祭の意義を再確認し、新たな可能性に挑戦した開催となりました。

個別の活動に対して、寄付を行いたいなどの要望もあり、掲示・募集方法などの見直しも検討したいと思います。皆様のご支援のお陰で2015年も無事に終えることができました、改めて御礼申し上げます。