活動ファンド | 助成認定制度 |
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申請時期 | 2015年度 第2回 |
活動地域 | 大阪府 |
活動ジャンル | 美術 |
活動者名 | アートコートフロンティア展開催実行委員会 |
活動名 | Art Court Frontier 2015 #13 |
活動名(ふりがな) | あーとこーとふろんてぃあ |
実施時期 | 2015年 8月 1日 ~ 2015年 9月 12日 |
会場 |
実施場所:アートコートギャラリー 所在地 :大阪府大阪市北区天満橋1-8-5 OAPアートコート1F |
関西にゆかりのある若手作家を紹介するグループ展の13回展を開催。
本展は「出会いと交流」を企画主旨とし、学芸員/ジャーナリスト/アーティスト/デザイナーなど、美術界の第一線で活躍中する、多領域の専門家に出展作家の推薦を依頼。出展作家は、今後の活躍がますます期待される4組である。
今回より、出展作家数をこれまでの半数とする変革を実施。これまでの展覧会では、隣り合う作品が激しく響き合い、その年々の傾向を窺わせる展覧会となった。今回ではその主旨を受け継ぎながらも、各作家の意図するところを存分に見せる展示構成となり、一人一人の作家の現在地点を明示する展覧会となった。作家数を絞ることで実現した、各作家のダイナミックな、あるいは多面的な展示が、より意義深い出会いと交流の契機となったことを願う。
総数入場者:のべ1,182名
新聞をはじめ、WEBサイトを含む角メディアにおいても、毎年恒例の企画として定着し、告知およびレビューも掲載された。さまざまな視点から関西のアートシーンを紹介するだけに留まらず、より一層幅広くなった美術の表現領域を一堂に捉えて見られる展覧会として、リピーター鑑賞者にも好評かつ毎年新鮮な印象をもって受け入れられている。今回の変革により作家一人一人の仕事を多面的に丁寧に鑑賞できた点を、多数の来場者に評価頂いた。
期間中には、レセプションおよびギャラリートークを開催した。ギャラリートークは、作家自らによる作品プレゼンテーションおよび各推薦者を交えてのフリートークを行った。出展作家の活動紹介と作品理解の機会というだけでなく、イベント時間終了後も鑑賞者が多く会場に残り、交流の場として楽しみ、賑わいのある場をつくることができた。
ギャラリートーク来場者数: 52名/レセプション参加人数:のべ 70名
また、作家活動の一助となるよう、展覧会記録リーフレットを作成。出展作品写真に加え、推薦者による作品解説・作家紹介文を収録。更に、今回より日・英バイリンガル仕様とし、日本のみならず世界へ発信してゆくツールとしての機能を強化した。
今後もこの展覧会をアニュアルで開催し、美術界のジャンルを超えた交流を図る。また、関西の若手作家に作品発表の場を提供し、継続して関西から気鋭作家およびアートシーンを発信してゆくことを目標とする。更に多くの人々へ展覧会を届けるために、広報活動を強化してゆきたい。