活動ファンド | 助成認定制度 |
---|---|
申請時期 | 2015年度 第3回 |
活動地域 | 東京都 |
活動ジャンル | 音楽 |
活動者名 | 大津純子室内楽実行委員会 |
活動名 | 大津純子 心のコンサートシリーズ その20 |
活動名(ふりがな) | おおつじゅんここころのこんさーとしりーずそのにじゅう |
実施時期 | 2015年 9月 27日 ~ 2015年 9月 27日 |
会場 |
実施場所:代官山ヒルサイドプラザ(代官山ヒルサイドテラス内) 所在地 :東京都渋谷区猿楽町2−9 |
*参加者数:133名 (内・招待者8名)
*出演者の声:
古今亭志ん彌師匠(落語)=多々お世話になりました。とても貴重な時間を過ごすことが出来ました。大津純子さんの温かさ柔らかさが風として会場中に流れていたと感じ、その心休まる中で一席噺ができましたことは幸せです。また素晴らしいスタッフに恵まれ羨ましい思いがします。また機会がありましたらお誘い下さい。感謝。
市毛良枝さん(朗読)=今回の企画では、シェイクスピア戯曲『から騒ぎ』から(大津純子さんにより)要約されたストーリーと台詞を朗読いたしました。何人もの登場人物を一人で演じるという、これまでに関わったことの無い役割だったので、最初は一体どのように取り組んだらいいのか不安でしたが、ストーリーの合間に演奏される音楽との絡みを知ることでそれぞれの登場人物の役作りが鮮明に浮き上がり、新しい作品を一緒になって作り上げている喜びと楽しみが湧いてきました。結果として来場者の方々に作品の面白さをお伝えすることが出来たと感じています。大津さんの企画では様々な事に挑戦できますので大変嬉しい体験です。10周年記念の企画を大盛況のうちに終えられましたこと、心よりお祝い申し上げます。
*参加者の声:素晴らしい音楽あり、落語あり、シェイクスピア戯曲の朗読あり・・・と大変盛りだくさんの企画で大いに楽しむことが出来ました。音楽会に何故落語?と不思議な思いでいましたが、シェイクスピア戯曲『夏の夜の夢』の(大津純子さんによる)簡単な解説と音楽を聴いてから落語へ、という流れは極自然に感じられて納得がいきました。落語もとても良くて久し振りに大笑いしました。音楽を聴きながら芝居(朗読)・・・という組み合わせもいいものですね。 コルンゴルドの4つの小品Op.11は『から騒ぎ』のために書かれた付随音楽なので、芝居にも,また音楽の意味合いも浮き彫りになり、とても楽しめた。大津さんのヴァイオリン演奏は音色が美しく、心に染み入ってくる。これからも素晴らしい企画で次の10年を目指して行って頂きたい。 レセプションも華やかで、スタッフの方々の心遣いが感じられて気持ちよかった。大津純子さんの人脈で様々な会社や人々が快く協力をなさっていることに感心しました。
*活動を終えての感想:今回は10周年・第20回目の記念コンサートということで多くの方々のお力添えで無事、成功裡に終えることが出来て大変嬉しく思っている。とても複雑な人間劇を展開するシェイクスピア戯曲『から騒ぎ』を僅か30分ぐらいに要約するのは至難の技だった。ストーリーはもとよりシェイクスピアが(この戯曲にこめた)人々に向けるメッセージを(特に下準備をせずに見えるお客様たちに)如何に上手く伝えることが出来るかということに一番苦心した。市毛さんやピアニストの岡田さんの冷静な意見を頂きながら最終的には大変いい形に作り上げることが可能となった。皆の力を結集することで、新しい作品を生み出せたのだと思う。来場して下さった方々の中から、何処か他の場所で今回の演奏会の再演をしてはどうか、というお声掛けを頂き、今回の試みがとても好意的に受け入れられたことは喜びである。
*寄付者よりのメッセージ:10周年おめでとうございます。大津さんの活動はいつも意欲的であり、企画内容が大変興充実している。また、彼女の人脈の幅広さに感銘を受ける。こういった文化的活動は社会的にも意味深く、今後益々の活躍と成功に向けてのお手伝いが出来れば嬉しく思う。
*今後の課題:もう少し幅広い年代層、特に若い世代にアピール出来たら嬉しいと考えている。相手におもねることなく、でも年代に関係なく多くの人々が興味を持ってくれるテーマを求めて行きたいと思う。