活動ファンド | 社会創造アーツファンド Arts Fund |
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申請時期 | 2015年 第3回 |
活動地域 | 京都府 |
活動ジャンル | 映画 |
活動者名 | 映画校庭に東風吹いて製作実行委員会 |
活動名 | 映画校庭に東風吹いて製作及び上映活動 |
活動名(ふりがな) | えいがこうていにこちふいてせいさくおよびじょうえいかつどう |
実施時期 | 2015年 10月 22日 ~ 2016年 9月 30日 |
会場 |
実施場所:京都,東京、埼玉、大阪 所在地 :京都府(相楽郡・南山城村)東京都内、埼玉県内、大阪府内 |
2015年8月に本映画の原作者である柴垣文子氏へ「校庭に東風吹いて」の映画化権の許諾を受け脚本家長津晴子氏によってシナリオ作業がスタートした。シナリオの検討稿による検討が全国的に行われ様々な意見を集約し、より良いシナリオを目指すものとなりました。2016年2月頃から準備稿を基にロケハン・衣装合わせ・リハーサ等を進めながら主人公の教師を演じる沢口靖子氏の出演が正式に決定し、又、スタッフも揃い製作体制が整い3月下旬~4月中旬にかけて撮影は京都、大阪で行われました。映画は4月下旬にクランクアップし、翌日に製作発表記者会見(撮影終了報告)を京都のANAプラザホテルに行いました。製作は6月下旬にポストプロのスケジュールが組まれ音入れの作業が順調に進みました。そして、完成された映画の完成試写会は多くの関係者を招き高い評価を得る事が出来ました。又、大阪・京都・名古屋・福岡でも試写会が開催され何れの地域でも高い反応を得ることが出来ました。9月からの全国規模での劇場、非劇場・学校団体鑑賞と公開されました。 場面緘黙症の少女にからみついた糸を、ひとつひとつ結び直す根気と誠意と愛情を貫いた女教師の教育実践と子ども達の希望の物語として大きな反響を呼びました。全国ではホール等を使用し上映、学校等の情操教育として団体鑑賞も推進されました。映画文化を通じ社会への確かな貢献が出来たものと確信しております。
・映画を通じて、子どもの発達障害の一つである場面緘黙症の現実を描き、緘黙症の社会的認知を広めます。
・映画文化及び映画芸術向上の更なる前進のための創造性の高い製作活動を推進する。
・文化庁支援「映画スタッフ育成事業」等への積極的協力を通じて、次世代の人材育成へ貢献する。
・障害者権利条約の批准に対し、映画のバリアフリー化を可能な限り推進します。
・京都府相楽郡南山城村による製作協力を得乍ら、地域文化と地方創世への製作を通じて貢献します。
・全国への鑑賞機会の充実化を図るための上映運動を推進する。