活動ファンド | 東日本大震災 芸術・文化による復興支援ファンド GBFund 東日本大震災 |
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申請時期 | 第13回 |
活動地域 | 宮城県 |
活動ジャンル | 美術 |
活動者名 | 塩竈フォトフェスティバル実行委員会 |
活動名 | 塩竈フォトフェスティバル2016 |
活動名(ふりがな) | しおがまふおとふえすていばるにせんじゆうろく |
実施時期 | 2016年 3月 5日 ~ 2016年 3月 20日 |
会場 |
実施場所:ふれあいエスプ塩竈、塩竈市杉村惇美術館、亀井邸、ビルドスペースほか市内各所 所在地 :宮城県塩竈市 |
5回目を迎える東北最大の写真の祭典として、今回は「家族」をテーマに掲げ、計14の事業を行った。(内容は添付のチラシをご参照ください)。
来場者:4000名(九州ー四国ー関西ー関東ー東北より)
特に、オランダ屈指のクリエーターで家族アルバムのコレクターであるErik Kesselsを迎えて開催した「Erik Kessels Album Beauty」は、家族アルバムの中を歩いているような身体的な経験を通したインスタレーションで、芸術関係者を始め、強い刺激を受けたと高い評価をいただいた。同氏による「記憶と写真」のトークも盛況で、活発なディスカッションにつながった。
また、「家族を撮る」は、上記と対局に、静かに1枚1枚の写真と向き合う展示とした。大正期の建築である亀井邸との融合が、相乗効果を生み、特に40代以降の来場者に好評を得た。
東日本大震災の後に、写真に何ができるのか?外の眼、過去の作品など多様な角度から考えていただくきっかけにはなったのではないかと思う。
初回からのメインイベントの1つ、ポートフォリオレビューも場所を変更したことで、落ち着いた雰囲気の中で写真関係者と語らう場となったという感想をいただいた。参加者のレベルも高く、公開審査での若手写真家の真摯なプレゼンテーションは参加者、審査員を巻き込んだ興味深い議論となった。
また、新企画として試みた「おいしおがま」「GAMA ROCK」展は、地元の方からの支持を得た。(「おいしおがま」は次回への継続プロジェクトとなった)