活動ファンド | 東日本大震災 芸術・文化による復興支援ファンド GBFund 東日本大震災 |
---|---|
申請時期 | 第13回 |
活動地域 | 宮城県 |
活動ジャンル | 音楽 |
活動者名 | スカル・ジュプン |
活動名 | 気仙沼ガムラン応援プロジェクト |
活動名(ふりがな) | けせんぬまがむらんおうえんぷろじぇくと |
実施時期 | 2015年 11月 25日 ~ 2016年 3月 15日 |
会場 |
実施場所:気仙沼市内の練習場所 所在地 :宮城県気仙沼市 |
当初、現地で参加希望者を集めて、定期的なワークショップを開催し、夏の気仙沼みなとまつりでのパレード参加につなげたいと考えていた。
しかし、気仙沼の現状とそして主催者(気仙沼商工会議所青年部)の希望を合わせて考えると、そのスタイルは東京の人間のやり方で、現在の気仙沼の状況では無理があると判断し、下記の内容で実施することに若干の修正をして行った。
◆修理の終わった気仙沼の楽器を使ったミニコンサートの開催と、体験ワークショップの実施。
気仙沼の人たちに、本当のガムラン演奏と踊りを楽しんでいただく。
また、東京のバリガムラン演奏者たちとワークショップを通じて、
音楽の楽しさを体感していただく。
→6/5(日)に実施。
東京から10名の演奏者と2名の踊り手、仙台から1名の演奏者が参加。
告知と募集のチラシは、気仙沼市教育委員会を通じて市内の全小学校、中学校に
配布していただいた。
また参加受付で気仙沼観光コンベンション協会、実施会場は市の第3セクターである
気仙沼産業センターにご協力いただきました。
コンサートは約50名×2回の地元のお客様にガムラン演奏とバリ舞踊をお楽しみ
いただき、ワークショップは25名にガムランを楽しんでいただきました。
◆気仙沼みなとまつりパレードでの演奏披露。および参加の子どもたちへの指導。
震災以後途絶えていた、みなとまつりでのガムラン演奏を、5年目にして復活させたい
という主催者の希望実現への協力。
→8/7(日)のパレードに、東京から4名、仙台から1名の演奏者が参加。
地元の子どもたち11名と一緒にガムランを演奏し、
たくさんの山車の先頭でパレードを盛り上げました。
その中には気仙沼の水産加工会社で働くインドネシア人の方も含まれていました。
おそらく気仙沼では一番大きいのではないかと思われるお祭り、沿道にはたくさんの
人がパレードを楽しみ、テレビ中継もされていたようです。
インドネシアパレードには私たちの他にも、東京の大学生や、他の地域の商工会議所の
方々など多くの人がボランティアとして協力していました。
もともと少ない人口の上に、震災で街を離れざるをえなかった人も多いとか。
東京に住む人間は少し面喰らうくらいの人出ではありましたが、
それでも2011年のあの日から少しずつ日常を取り戻し、自分たちの楽しみや街の復興を
頑張っていく気仙沼の人の気持ちを強く感じました。
活動の状況などは、私たちのFacebookにも載せています。
https://www.facebook.com/気仙沼ガムラン応援プロジェクト-624774284305111/