「感じて動く」そのことの意味を投げかけ、観衆に表現性や創造性の持つパワーを再認識させるきっかけとなることを願い制作された鹿児島の知的障害者支援施設の職員と園生で構成される楽団【otto&orabu】のドキュメンタリーフィルムが2014年、当団体の活動の一環として制作されました。
そのフィルムは国内で20か所以上での上映を越え（現在も上映ロードショー中）、多くの反響を得ています。

アメリカ・ニューハンプシャー州を拠点とする企画協力者との出会いから、字幕を付加され再編集されたこの映画の特別試写会が2015年7月に行われ、多くの賛同者と応援者を得ることができたことが、今回のアメリカでの上映ツアーの企画背景となります。

国内外でも福祉の在り方と社会との関わり方という問題は残念ながら存在しています。しかしながら、今回の目的は社会からの憐れみを多くかうことでも、資本主義に於ける福祉の在り方を投げかけるわけでもなく、人種、性、経験、文化、世代、経済力などの違いを越え、人として生まれながらにある私たち共通の特性としての表現性や創造性というものを、彼らというフィルターを通しそれぞれの個々人自らに問いかけ、そしてその意義を国境を越え、より多くのひとに伝えるということにあります。

アメリカでの上映を通じ、普段私たちが想像する人間らしさとは何か、また豊かさとは何かを、多くの場所で継続的に投げかけていくこと、それが当団体が持つミッションだと考えています。

今回の助成認定活動は、このアメリカ上映企画、ジャパンソサイエティー、シンフォニースペースでのスケジュールです。こちらでは映画上映、そしてしょうぶ学園よりotto&orabu、および現地アーティストを招聘してのライブイベントを企画しております。このスケジュールにかかる諸費用の寄付金をお願いしています。
どうぞよろしくお願いします。

お問い合わせ
info(a)ihaveadream.or.jp
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上記当団体ホームページよりお問い合わせもしていただけます。
映画の詳細につきましてもそちらにてご覧いただけます。