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 第88回公演【新作】『母が口にした「進歩」その言葉はひどく嘘っぽく響いていた 』

作:マテイ・ヴィスニユック Matéi Visniec 翻訳:川口覚子
構成・演出:江原早哉香
   
    地中からかすかに響く
    〈過去〉からの〈挫折した希望〉の歌
前へ前へと流れる「進歩」に取り残されてしまった小さな家族の姿を
ユーモアを持って描くマテイ・ヴィスニユックの問題作、日本初演!

紛争が終わり、国の解体と同時に、新たな国境線がつくられた故国に帰ってきた父と母。
その背後では瓦礫が山のように築かれていく。
母親は死んだ息子を待ち続け、涙を流すことができず、
父親は息子の遺体を探すため、日夜、穴を掘り続けている。
そして息子が語るのは、この土地に重なり合いながら、敵も味方も年代も国籍もなく、
共に歌い笑う死者たちの姿だった―。

活動情報

活動ファンド 助成認定制度
申請時期 2016年度 第2回
活動地域 東京都
活動ジャンル 演劇
活動者名 東京演劇集団 風
活動名  第88回公演【新作】『母が口にした「進歩」その言葉はひどく嘘っぽく響いていた 』
活動名(ふりがな) だいはちじゅうはっかいこうえんしんさくははがくちにしたしんぽそのことばはひどくうそっぽくひびいていた
実施時期 2016年 8月 30日 ~ 2016年 9月 4日
会場 実施場所:レパートリーシアターKAZE(東京・東中野)
所在地 :東京都中野区東中野1-2-4

活動完了報告

使用席数100席×6回公演
販売枚数406枚(収入率67.7%) 招待者60名
総入場者数466名(入場率77.7%)

*7月にマテイ・ヴィスニユック作『ジャンヌ・ダルク ― ジャンヌと炎』をレパートリー
 作品として上演したこともあり、興味を持った観客からこの作家の新作を観てみたいと、
 連続で足を運んで下さった観客が多く、レパートリーシステムによる観客増加の成果が
 現れている(今回の入場者の約7割が、以前のマテイ作品を観劇)。

* 広報活動を積極的に行い、新聞社の記事掲載・インターネット・SNSの情報を強化した。
  結果、演劇雑誌に好評が掲載された。                         

* 大学生・高校生に対しては、本番だけでなく、バックステージワークショップ、俳優・
  スタッフとの交流などを行い、若い人たちが演劇により親しみ、興味を持てる場をつく
  ることに努めた(都内高等学校演劇部生徒、早稲田ゼミナールなど)。            

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