活動ファンド | 社会創造アーツファンド Arts Fund |
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申請時期 | 2016年 第3回 |
活動地域 | 長野県 |
活動ジャンル | 美術 |
活動者名 | 北アルプス国際芸術祭実行委員会 |
活動名 | 北アルプス国際芸術祭 食とアートの廻廊 |
活動名(ふりがな) | きたあるぷすこくさいげいじゆつさいしよくとあーとのかいろう |
実施時期 | 2017年 6月 4日 ~ 2017年 12月 31日 |
会場 |
実施場所:長野県大町市内 所在地 :大町市大町3887番地 |
2017年6月4日から7月30日まで57日間の会期で開催され、延べ43万の方に大町市を訪れて頂いた。雄大な北アルプスを仰ぎ見る自然環境に恵まれたこの地に「水」「木」「土」「空」をコンセプトに、現代アート界を代表する36組のアーティストによる非常に質の高い作品が展開された。アートだけではなく、美しい水に育まれた多くの地元食材をもとに、芸術祭のためにアレンジしたメニューが提供されたタイアップレストランや、市内小中学生が制作した絵皿を盛りつけに活用する「おもてなし小皿プロジェクト」など、地域固有の文化である「食」に焦点を当てた試みも行った。作品制作や運営には地域住民の他、多くのボランティアサポーターが参加。他県や海外からの参加者もおり交流が図られた。
北アルプスの山々から流れ迸る伏流水が潤す、扇状地に囲まれた長野県大町市。
かつては水路が家の中につくられ、清らな水が街の中まで流れ込んでいました。
また、水は豊かな森と生活文化を生み出し、独自の美味しい食文化を創ってきたのです。
北アルプス国際芸術祭は、扇状地をつなぐ廻廊から山々を見遥かし、青い天空を水場から仰ぐ試みです。
国内外から選ばれたアーティストは、南北の植物が混生し、日本列島を縦に貫く特徴ある地形、歴史に向き合い、鮮烈で爽やかなアート作品をつくりだすでしょう。
そして地域全体で取り組む食のおもてなしが来訪者を楽しませてくれることでしょう。
━北アルプス国際芸術祭 総合ディレクター 北川フラム
北アルプス国際芸術祭2017 ~信濃大町 食とアートの廻廊~ は、長野県大町市を中心に2017年の開催を計画している国際アートフェスティバルです。
開催地の長野県大町市は、県の北西部・松本平の北、3,000m級の山々が連なる北アルプス山脈の麓に位置し、清冽な雪解け水と澄んだ空気、四季折々の景観に恵まれ、市街地の標高は700m余りの典型的な内陸性の気候で、北アルプスの山々を映す仁科三湖やダム湖があり、豊富な温泉にも恵まれた地域です。
<コンセプト>
「食とアート」
食は土地と人間のもっとも深い関わりであり、食はその土地の力をもっともよく表わします。厳しい資源環境のなかで生きる創意工夫を蓄積してきた「食」こそ、地域固有の生活芸術であると考えます。地域の文化を体感する「食」と「アート」、そして地域のおもてなしや独自のイベントをALL大町の「祭り」として、国内外へ発信します。
「水とアート」
残雪の北アルプスと、豊富な雪どけ水に生命を得た植物が咲き乱れる季節。北アルプスから流れ出る清冽な雪解け水の源流に位置し、山麓の扇状地に広がるこの地域は水が生まれる町とも言えます。アートを道しるべに、水という人間、生命の源を体感する旅を提供します。