例年12月は県民参加による「歓喜の歌」第九コンサートを開催していましたが、コロナ感染に伴い合唱団の練習が全く出来ず、誰でもが一度は聞いた名曲、「新世界」「未完成」「運命」の「三大交響曲スペシャルコンサート」に急遽変更し実施しました。
毎年「歓喜の歌」第九コンサートを楽しみにしているお客様もお見え下さり、三大交響曲の魅力に感動したのか満足そうに帰られました。
客席は収容率100%で行ないましたが、コロナ感染が気になりキャンセルも出た割にはまずまずの来場者でした。
コロナ感染の状況を見ながらチケットの発売日をずらしましたが、結局会館の方針で客席50%で実施する事になりました。
来場者は昨年の半分以下の499名でしたが、生演奏を楽しみに待っていた暖かい方々で無事終演出来ました。
演奏曲も馴染みの曲を揃え、あっという間の2時間でした
バーチャルでは体感できない生の舞台芸術による感動を、多くの親子が体験できました。親子で同じ感動を共有し、親子のコミュニケーションを深め、子ども達の感性や可能性/平和について考える機会ともなりました。たくさんの幼児~小学生の親子の参加があり、幼少期から上質な舞台芸術に触れることのよさ・大切さ体感していただけました。ご寄付や地域の商店から物品カンパを頂だいするなど、このような取り組みに賛同してくださる支持者が増え、児童養護施設で暮らす子どもたちも招待でき、今後も上質な舞台芸術に触れる機会を生みだす当法人の社会的役割を再認識しました。
22年間にわたり新百合ヶ丘で開催してきた「しんゆり映画祭」は、映画を通して文化と街と住民・観客がつながる活動を続けてきました。年々活動資金の基本となる市からの助成金が減額されていくなか、映画祭が育んできた活動にご賛同いただき、サポートしていただける方々の力を集めて、どうにか22回目も無事に終了することができました。来年度もボランティアスタッフワークのほか、個人寄付やさらなる街や企業との連携などを模索していきたいと思います。
活動をしてみて
今年7回目を迎えたコンサートで、一世を風靡した映画音楽の名曲を揃え、指揮者にはこの世界では第一人者の竹本泰蔵氏、ソリストには民放各社に出演している天才ジャズピアニスト奥田 弦氏を迎えて、今までにない楽しいコンサートになりました。特に奥田さんの才能に多くのお客様から感動の声が聞かれました。
但し、残念ながらコロナ感染渦の中、収容率50%の規制の影響で来場を控える方が多く、来場者507名と厳しい公演となりました。