第11回の77作を越える86作の応募があり,作品のレベルも高かった。
今後もPRを続け,福山の知名度向上,ミステリーの振興の一助となれるよう努める。
「さぬき映画祭」は、映画・映像による地域文化の振興と香川の活性化を図るため、2006年から毎年実施され、今回で14回目を迎えました。様々なジャンルの映画上映や演劇上映、トークイベントを中心に、毎年新たなコンテンツを提供し続けています。
これらの活動は皆さまの支援によって支えられています。貴会を通じて寄附を募ることで、寄附者に対して当映画祭における文化活動の取組をお知らせできるほか、税制上の優遇により、寄附をいただくことができました。
チェコ共和国と日本の国交100周年記念の年であり、チェコ政府から「日本・チェコ交流100周年事業」として認定され、チェコを代表する作曲家 A.ドヴォルザークの『ルサルカ』をより親近感が持てるタイトル「人魚姫の物語」と題して上演をしました。子どもから高齢者まで楽しめるよう日本語での歌唱となりました。新型コロナウィルス感染症対策のため座席数を制限し演出も配慮され、消毒や検温などいつもとは違う手順の公演になりました。そんな中でもご来場いただいたお客様には「生の公演が鑑賞できて良かった」とのお声をたくさん頂き、公演できる喜びをひしひしと感じることになりました。公演後も感染者が発生しないか心配がつきませんでしたが、無事終了し一安心しました。
第13回の70作を越える76作の応募があり,作品のレベルも高かった。
今後もPRを続け,福山の知名度向上,ミステリーの振興の一助となれるよう努める。
活動をしてみて
今回の公演は旧市民会館から生まれ変わった堺市民芸術文化ホール(フェニーチェ堺)のグランドオープニング事業の最後の公演として行われました。キャストは公開オーディションにより関西を始め日本全国で活動をする歌手を集めて構成されました。また、海外招聘アーティストとしてラダメス役 (11日)にイタリアを中心にヨーロッパの歌劇場で活躍する韓国人テノール ルディ・パークやエジプト王役(両日)にラトビア歌劇場の専属バスクリスヤニフ・ノルヴェリスを起用し、関西の文化力の高さを見せると共に国際色溢れる出演者陣となりました。このアイーダの公演の目玉となる合唱は公募オーディションで選ばれたアマチュアや若手のオペラ歌手150人で成り立つ堺シティオペラ記念合唱団が担当しました。プレイベントの出演の準備も含め約10ヶ月の練習を重ねて本番に挑みました。この他にもオーケストラ、ダンサー、各部署のスタッフを含めると350人以上の関係者がこの新しいフェニーチェ堺に集結し、この豪華絢爛な公演を遂行しました。しかし、アイーダという莫大な規模のオペラ公演により制作費が膨れ上がり、堺シティオペラが目指していることの一つである「オペラ公演を通してコミュニティーを活性化し文化力を高める」という目標に対する活動に十分な予算を当てることが企画段階ではとても困難でした。助成を受けることでアイーダ公演のプレイベントとして、また地元コミュニティーでの観客層の開拓として、無料のワークショップやレクチャーリサイタルを様々な場所で行うことが出来ました。普段の生活の中でオペラに触れる機会があまりない方々が集まる商業施設、役所、博物館などの場所において、MCやコンサートナビゲーターを起用したアットホームな公演を行い、オペラ鑑賞がもっと身近に感じてもらえるような公演を行いました。結果としてオペラや舞台芸術に興味を持っていない方や難しい芸術という先入観を持って距離も持っていたお客様に公演のことを知ってもらう機会を作ることが出来ました。今後の課題といたしましては地元企業や事業者ともっと密接な関係を気づき、オペラ団体としてだけでなくオペラ・音楽を通して地元文化への貢献や社会作りをしていく文化団体・社会団体として認知されるように努力をしたいと思います。そして、地域の方々から必要とされる団体であり当法人の行うオペラ公演や文化事業が街の活性化のために必要とされるものであるようになりたいと願っています。