本年度は、新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、毎年開催している学校や公共施設でのアウトリーチコンサートや全国から応募があるアマチュア演奏家クリニックが余儀なく中止となる中、コンサートホールでの公演については入場制限(収容人数の30%)をしたうえで何とか実施することができました。
お客さまからは「生の演奏が久しぶりに聞けて本当に良かった。とても素晴らしかったです。」との声を多くいただきました。
富山県民の芸術振興の一環として、サントリーホールと連携して当音楽祭を毎年開催していますが、このようなコロナ禍でも、多くの県民に音楽の素晴らしさを体感してもらいました。
企業メセナ協議会様のご支援のおかげであり感謝申し上げます。
本年度は昨年度に引き続き、新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、例年開催していた学校や公共施設でのアウトリーチコンサート、および全国から応募があるアマチュア演奏家クリニックについては中止としました。
一方、コンサートホールでの公演については入場制限(収容人数の50%)をしたうえで、何とか実施することができました。ただし、宿泊施設変更を主因とした経費が増大したことから、例年開催していたプレコンサートおよびアフターコンサートは見送りし、本番コンサートのみ実施しております。
お客さまからは昨年度同様に「生の演奏が久しぶりに聞けて本当に良かった。とても素晴らしかったです。」との声を多くいただきました。
富山県民に向けた芸術振興の一環として、サントリーホールと連携して当音楽祭を毎年開催していますが、このようなコロナ禍でも、多くの県民に音楽の素晴らしさを体感してもらいました。
企業メセナ協議会様のご支援のおかげであり感謝申し上げます。
若手音楽家に貴重な音楽体験を経験してもらい、さらなる飛躍を期すること、同年代のこれからの音楽界を支える人材が知り合い、交流すること、という当初の目的は、期待以上に果たせた。 25周年という記念年を迎え、チェコ在住の邦人、日系企業の関心は高く、また地元チェコの方々が心の籠った協力をしてくれた。 チェコのFM放送のスタジオに招かれ説明をするとか、音楽専門誌のWEBで高く評価された。 チェコ音楽界の名士、ドヴォジャーク三世様 (作曲家 アントニン・ドヴォルザークの孫)もファイナルコンサートとレセプションに参加され、翌日は我々をドヴォルザークが20年間住まい作曲活動をした邸宅に案内してくれた。 同氏がヤング・プラハの25年にわたる活動と演奏のレベルの高さに感動され特別に招待されたもの。 チェコの音楽界でのヤング・プラハの認知をさらに広めるように配慮して下さったと理解している。
チェコにおける日本チェコ最大の民間文化交流活動の継続と拡充は今回の25周年記念音楽祭で一段と実を挙げたと信じている。
今年も国内外の優れた舞台芸術作品・アーティスト、観客、地域の方など多くの方々とともにフェスティバルを行うことができました。来場者アンケートでは、公演の満足度は「とても満足」54%、「満足」27% と高い数値となり、F/Tの来場経験は35% の人が「はじめて」と一番多く、新たな観客層が取り込めていることも確認できました。舞台作品の上演に限らず、WSやトーク、インターンシップ・プログラムなどを通じて、ジャンル、国境、世代を越えた出会いを創出することができたと考えています。
予算規模の縮小や、拠点劇場の閉館など厳しい状況が続きますが、今後も、国際的/同時代的というフェスティバルの基本方針を崩すことなく、フェスティバルの裾野をいかに広げていくか、東京という都市空間においてどのような祝祭的な時間・空間を生み出せるのかを課題に取り組んでいきます。
活動をしてみて
活動してみて
アウトリーチコンサートを実施した小学校5校において、若手演奏家の方々が各楽器(ピアノ・バイオリン・チェロ・ヴィオラ)の特徴などを子供たちに質問などを織り交ぜて紹介したため、子供たちは好奇心を掻き立てられて真剣に音楽を聴いていました。学校側からも「生の演奏を間近で聞ける機会はなかなかないので子供たちの貴重な体験になった」と感謝されました。
また、一般の県民を対象としたロビーコンサート等においても、会場には多くの来場者がきてくださり、上質な音楽を楽しんでいただきました。
アマチュア演奏家クリニックには20名の参加がありましたが、講師陣から素晴らしい技術指導を受け、来年もまた 参加したいとの感想が多く好評でした。
富山県民の芸術振興の一環として、サントリーホールと連携して当音楽祭を開催していますが、2019年度も1,900人を超える方々に音楽の素晴らしさを体感してもらいました。企業メセナ協議会様のご支援のおかげであり感謝申し上げます。