満席で大盛況の上、終演致しました。
演奏したソリスト達は、日本とチェコとのアンサンブルが出来て、とても勉強になったとのこと。また、今年のチェコ本祭での出演者である辻さんと稲垣さんの、チェコ本祭での演奏経験の結果を日本の支援者の皆様に披露できました。
日本の支援者の皆様は、支援をしてきた若手音楽家達の演奏を聴き、素晴らしい演奏に大変高評価をいただけました。
今回のinTokyoコンサートも、ヤング・プラハの目的通りの貴重な経験になったようです。
今年も日本の支援企業様と支援者様がご来場くださり、また駐日チェコ大使、大使館関係者、政府高官や、元チェコ駐在大使や元チェコ駐在日系企業の皆様もご来場くださり、国際交流活動としての実を上げることも出来ました。
演奏者同士の友情も生まれ、OB・OG達でも共演する機会が生まれるきっかけとなったと自負しております。
日本で生まれ世界に新しいダンスとして認められた舞踏(Butoh)を国内外へ広く発信し、道内外に北海道の舞踏文化を紹介するとともに、舞踏の文化的価値を再考するきっかけになったと考えます。
また、先鋭的な表現である舞踏を体験することが数少ない札幌を含む道内6市町において開催したことで、身体表現に関する多様性を感じてもらい、道内全体の身体表現の底上げに寄与することができたと考えます。
今年で27回、秋のプラハの代表的音楽祭として多くのファンを集めている。今年は日本からクァルテット・アマービレ(弦楽四重奏団、ミュンヘン国際音楽コンクール3等受賞)が招待され、ヤングプラハの聖地というべきルチャニー村の教会、プラハのポーランド大使館ホールとドヴォジャーク・ホールのファイナルコンサートで演奏し喝采を浴びた。10か国から招かれた24名のソリスト、室内楽団、木管五重奏団、弦楽四重奏団が参加して華やかな音楽祭となった。
今年で28回、秋のプラハの代表的音楽祭として多くの音楽愛好家のファンを集めている。
今年は日本から品川ジュニア弦楽オーケストラ(スズキメソード一員)、古海行子(高松国際ピアノコンクール優勝者)、松久保沙耶香(ドイツ ブレーメン・フィルハーモニー) が招待され、市民会館スメタナホール、ドヴォルジャーク・ホールとポーランド大使館ホールで演奏し大好評を博した。どちらも百年を超える伝統と格式の高いホールで、クラシック音楽愛好家の聴衆の前で演奏し、 反応を受けることが出来たことは貴重な体験として彼らの心の中に残ることだろう。
活動をしてみて
今年も国内外の優れた舞台芸術作品・アーティスト、観客、地域の方など多くの方々とともにフェスティバルを行うことができました。来場者アンケートでは、公演の満足度は「とても満足」54%、「満足」27% と高い数値となり、F/Tの来場経験は35% の人が「はじめて」と一番多く、新たな観客層が取り込めていることも確認できました。舞台作品の上演に限らず、WSやトーク、インターンシップ・プログラムなどを通じて、ジャンル、国境、世代を越えた出会いを創出することができたと考えています。
予算規模の縮小や、拠点劇場の閉館など厳しい状況が続きますが、今後も、国際的/同時代的というフェスティバルの基本方針を崩すことなく、フェスティバルの裾野をいかに広げていくか、東京という都市空間においてどのような祝祭的な時間・空間を生み出せるのかを課題に取り組んでいきます。