「大分アジア彫刻展」は、大分県豊後大野市出身の彫塑家 朝倉文夫を顕彰して大分県と豊後大野市が開催する、アジアの新進彫刻家の登竜門と位置づけられる国際公募展です。
ビエンナーレ(2年に1度)で開催を続け、今回で15回目を迎えました。アジア10カ国から311点の作品を応募いただき、平成30年9月29日から開催した本展は盛況のうちに会期を終えることができました。会期中には、市内の小中学生を本展会場と朝倉文雄記念館に招待したり、東京の朝倉彫塑館と連携し、朝倉文夫氏の生前使用していたお茶道具等の展示を行い、幅広い世代に注目いただけたと思います。企業メセナ協議会様をはじめ、多くの方のご支援のもと、開催できましたことを、この場をお借りしまして厚く御礼申し上げます。
2020年に入ってから拡大した新型コロナウイルス感染症により、2月末に「イタリア・オペラ・アカデミー」開催延期を決定し、開幕冒頭の3公演は無観客ライブ・ストリーミング配信を行った。その後は、開催できる公演を、刻一刻と変わる感染状況と、政府・都等の方針に沿った形で開催したが、政府からのイベント開催自粛要請を受けて、3月26日以降の全公演を中止・延期とし、チケットの払戻しを行った。5月以降、開催できた14公演のオンデマンド配信や公式プログラムのネット販売等を行ったほか、チケット収入がなくなったことで大きく減収した音楽祭への臨時支援を募った。また、6月に予定されていたベルリン・フィルハーモニー管弦楽団による来日公演も、オリンピック延期および来日が不可能という理由で中止とした。9割以上の公演が中止・延期となり、対応に追われ、音楽祭の継続が危ぶまれているが、払戻し申請時のお客様からの手書きのメッセージや、緊急支援申込時のメッセージから、音楽が必要とされていること、来年開催されることを心待ちにしてくださっているお客様がいることを実感し、事務局スタッフにとって大きな励みとなった。次春の音楽祭の開催に向けて、今一度音楽の持つ力を実感し、それを届けるための努力を重ねていきたいと思う。
広島県の豊かな自然と伝統に育まれた文化の発掘,継承,育成を図るとともに,新たなひろしま文化の創造を目指し,喜びと感動をわかちあうことのできる県民の祭として,けんみん文化祭ひろしまを平成2年度から継続的に開催をしている。今年度においても,多くの出演者に対し,日頃の成果の発表の場を提供し,また,多くの来場者が文化芸術に触れ,親しむ機会を創出する等,県内の文化活動に大きく寄与できたと感じており,今後も継続していきたい。
当協会会員110名(2015年度頭初)のうち83名(うち2名は運送事故により展示とりやめ)の出品は全体の75パーセントに当たり、従来に比べ減少したが、これは在籍会員の高齢化等の諸事情で制作を控えた者が増えたことによる。今回は日本国内に在住し、出品の意志がある者は自由に応募できる一般公募を16年振りに実施した。出品者は総じて3年に1度開催するこの「日本のガラス展」の意義を理解し、新作、大作に挑み、自己の作品を進化させようという意気込みを感じさせた。
東京会場では会員による連日のギャラリートークの他、初日にはガラス作家高橋禎彦氏(多摩美術大学教授)を迎え、レクチャーと対談を行った。この他にも会場中央にある池を利用したインスタレーションや会期中の金曜日、土曜日には会場中庭にて吹きガラス、切子、バーナーワークの実演と体験を実施し、通りがかりの人達も興味を示して参加した。また近隣のフレンチレストランにおいてコースメニューをガラス作家の独創的な器で提供する企画も会期終了後まで継続され好評を得た。更に同時期、近隣施設で3つの現代ガラス展が開催され、別刷りのチラシを制作し、イベント情報として広報、集客に努めた。
東京会場終了後の4つの巡回先でも各々出品者によるギャラリートークや講演会のイベントが実施され、各館とも通常の展覧会と比較して観客の動員と興味が深く、継続的開催を求められている。
これらの事業を通し、当協会の理念である現代ガラスアート(工芸)の社会への普及、会員の研鑽、次世代への継承は十分実現できたものと信じている。
活動をしてみて
広島県の豊かな自然と伝統に育まれた文化の発掘,継承,育成を図るとともに,新たなひろしま文化の創造を目指し,喜びと感動をわかちあうことのできる県民の祭として,けんみん文化祭ひろしまを平成2年度から継続的に開催をしている。今年度においても,多くの出演者に対し,日頃の成果の発表の場を提供し,また,多くの来場者が文化芸術に触れ,親しむ機会を創出する等,県内の文化活動に大きく寄与できたと感じており,今後も継続していきたい。