芸術・文化支援サイト かるふぁん! -Fund for Culture-

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活動者の声

東京・春・音楽祭―東京のオペラの森2018―

活動期間2017年 7月 1日 ~ 2018年 6月 30日

活動をしてみて

「東京・春・音楽祭ー東京のオペラの森2018ー」は、東京文化会館にて行われる演奏会形式のオペラ上演を主軸に、室内楽、リサイタル、歌曲、タンゴ、子供向けワークショップも含めた様々なジャンルの公演を約1ヶ月間に亘って開催。今春は、11年に震災のためキャンセルになった《ローエングリン》待望の上演を軸として、恒例の「東京春祭チェンバー・オーケストラ」公演、毎年人気の高いミュージアム・コンサート、一般のお客様が指揮者に挑戦できる“Conduct Us in 上野公園”、上野内外での「桜の街の音楽会」(無料)等を開催。さらに、没後150年になる作曲家ロッシーニの楽曲を数多く取り上げ、同じく150年を迎えた明治維新に関する屋外での写真展示も行った。上野の地を活かし、クラシック音楽を中心に、多ジャンルとのコラボレーションも広がりを見せ、来春の15周年につながる結果を残した。なお、一部の公演の模様は、7月中旬より3か月間限定でネット配信が予定されている。

第14回大分アジア彫刻展

活動期間2017年 10月 20日 ~ 2019年 2月 28日

活動をしてみて

「大分アジア彫刻展」は、大分県豊後大野市出身の彫塑家 朝倉文夫を顕彰して大分県と豊後大野市が開催する、アジアの新進彫刻家の登竜門と位置づけられる国際公募展です。
ビエンナーレ(2年に1度)で開催を続け、今回で14回目を迎えました。アジア15カ国から318点の作品を応募いただき、平成30年9月29日から開催した本展は盛況のうちに会期を終えることができました。今回は、「第33回国民文化祭・おおいた2018」「第18回全国障害者芸術・文化祭」も行われ、例年以上に多くの方に鑑賞いただきました。会期中には、市内の小中学生を本展会場と朝倉文雄記念館に招待したり、東京の朝倉彫塑館と連携し、朝倉文夫氏の生前使用していたお茶道具等の展示を行い、幅広い世代に注目いただけたと思います。企業メセナ協議会様をはじめ、多くの方のご支援のもと、開催できましたことを、この場をお借りしまして厚く御礼申し上げます。

福島県沿岸部「被災者コミュニティ形成」及び「被災者支援」ミニコンサート事業

活動期間2018年 7月 14日 ~ 2019年 3月 31日

活動をしてみて

町村によって、時期を違えて避難指示解除が進んでおり、同時にみなし仮設住宅の供与も打ち切られるため、現在の避難生活を続け転居するのか、住んでいた町に戻るのか、決断しなければいけない。「原発事故以来、私たちは常に、選択、選択の連続でここまで来ている。故郷を捨てる、家を捨てる、など、決断しなければいけないことは、どれも簡単な問題ではなく、大きなストレスでもあり、そのことに、もう疲れてしまった人も多くいる。」とはある現地スタッフが話してくれた、お住まいのみなさんの代弁であった。
終の棲家と決めた方の多い災害公営住宅も、新しいコミュニティを作る過程で、様々な問題が表出している時期でもある。いずれも高齢化率の高いことを心配されている自治会長、管理人会長が多くいらっしゃることが、打合せで訪ねて分かってきた。
9月に訪ねたいわき湯本の公営住宅では、初めて3団地合同での開催となり、コンサート後には昼食会も開かれ、「近隣の公営住宅の住民さん同士が交流するきっかけを作ることができた」と喜んでいただくことができた。またいずれの会場でも、「普段のお茶っこには出てこない方が今日は来てくれている」と言う声が聞こえた。
言葉やメッセージではなく、音楽そのものによって人の心を慰め、励まし、時には涙を誘い、また同時に笑顔にする、プロフェッショナルだからこそ提供できる、音楽の力を改めて感じた。
富岡町生活支援センターいわき平交流サロンでは、恒例となっている富岡町民歌「富岡わがまち」をプロの伴奏で歌っていただいた。富岡町では毎日正午に町内の防災無線で流れるこの曲を、久しぶりに耳にしたという方も多かった。
訪問するボランティアは震災から5年が経って以降、激減したままという。ほぼ一年ごとの再会を果たしているいわき平交流サロン、四倉交流サロン、泉玉露交流サロンでは、「今年もまた来てくれてありがとうね」と声を掛けられることが増えた。音楽を聴いていただくだけではなく、演奏家自身による楽しいおしゃべりや楽器紹介、歌での参加、何より若手実力派の音楽家による演奏と再会など、短い時間ながらも心身ともにリフレッシュしていただくことを何よりの目的に、今後も活動を続けて行きたいと訪問の度に感じる。

東京・春・音楽祭2019

活動期間2018年 7月 1日 ~ 2019年 8月 31日

活動をしてみて

「東京・春・音楽祭2019」は15年目の開催にあたり、N響によるワーグナー《さまよえるオランダ人》のほか、都響による《グレの歌》、読響が登場した15周年記念ガラコンサート等、大編成の公演を多く行った。また、次世代に向けた企画として、「子どものためのワーグナー」「イタリア・オペラ・アカデミー」といった、本場ドイツ、イタリアの一流アーティストを中心とした企画を始動させ、どちらも若い世代やその保護者からの反響を呼んだ。さらに、室内楽、リサイタル、歌曲、タンゴ、毎年人気の高いミュージアム・コンサート、一般のお客様が指揮者に挑戦できる“Conduct Us in 上野公園”、上野内外での「桜の街の音楽会」(無料)等も開催。恒例の公演・企画に加えて、新しい試みも目白押しとなり、節目の年であると共に、今後の音楽祭の方向性を印象付けた内容になったと思う。

けんみん文化祭ひろしま‘18 分野別フェスティバル舞台系事業

活動期間2018年 4月 27日 ~ 2019年 2月 28日

活動をしてみて

 県内の文化活動に寄与できていると感じており,今後も継続していきたいと思っております。

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