芸術・文化支援サイト かるふぁん! -Fund for Culture-

企業メセナ協議会の
芸術・文化への寄付に関するポータルサイト

活動者の声

オーケストラ・プロジェクト2021

活動期間2021年 4月 5日 ~ 2022年 5月 8日

活動をしてみて

今回はじめて支援活動を認定していただいたのですが、やはり初回ということで寄付を募る勝手がわからず、最終的に一件の寄付にとどまりました。
しかし一方、本年度、応募を予定していなかった文化庁の「ARTS for the future!」による補助金を交付していただくことができたため、収支に関してとても恵まれた結果になりました。
今後もし当団体として「かるふぁん」を通じて寄付支援を募る場合は、予め内諾のとれる支援者の目処をつけておく必要があると感じました。

ファーストパトロネージュプログラム

活動期間2021年 3月 15日 ~ 2021年 5月 31日

活動をしてみて

「あの作家さんいまも頑張っているかしら」と声をかけてくださった、ファーストパトロン(支援者)たちの声に応えることが出来たこと、作家たちより、この機会に感謝する謝辞があったことは幸い。3つの視点でのオンラインイベントは好評をいただいた。オンラインとリアル展示会では、販売に結びつく作品の種類がかなり違う結果となったことと、今回の期間中のECサイトでの売上は、過去のKITTEでの1日半の販売額よりもわずかに上回ったが、点数および購買人数は半分以下となり、広報およびサイト改善に大きな課題を残す結果となった。第5回、この秋の実施に向けては、過去の推薦方法を見直し、秋元雄史評議員に相談のうえ新たな形で実施準備を行った。「個人の著名作家」が推薦する作家を3月までに過去協力いただいた教育機関や、全国の著名作家に呼びかけて集め、4月9日に審査員4名(黒田耕治氏(しぶや黒田陶苑)、小山登美夫氏( TOMIO KOYAMA GALLERY )、遠山正道氏(スマイルズ)、福田朋秋氏(高島屋MD本部美術部))による厳正な審査のうえ20名の若手作家が選抜した。第五回は現代アートの若手支援を展開する3331 ART FAIR(10/28ー31)内でFPP特設会場を設けリアルな展示とともに、本年と同じく特設ECサイトにて2カ月間の展示会を行う予定。

ロスト・アンド・ファウンド・カウボーイ新シーズン

活動期間2020年 5月 12日 ~ 2021年 2月 28日

活動をしてみて

コロナ禍の中、国境を越えて、キャストとスタッフが頑張ってくれたため、当初の
予想を遥かに超えたレベルの高い作品を制作することができ嬉しいです。韓国の受賞と、英国での配信の内定に加え、早速本作を視聴してくれたフランス人のウェブ・シリーズ界の専門家ジョエル・バザジェ氏(フランス・リベラシオン紙など)も本作を高く評価してくださり、「良い精神、とても可笑しい、フレンドリーで誠実なキャラクター。デジタルのおとぎ話!愛らしい終わり。制作のレベルも高く、音楽も楽しい」とのコメントを頂きました。
制作過程では、3カ国で、異なった撮影機材を使用して撮影し、またインターネットを介したズーム映像も用いたせいか、音声と画像の同期が編集段階でずれることが多く、この調整のために、プロデューサーと音声デザイナーと一緒に何回も微調整の必要があり、その点で一番苦労しました。
幸い、GBFundさまと文化庁からのご支援を受けられたため、制作費の自己負担が軽減できました。予算に多少余裕ができたため、作品の色調整の作業を専門のスタッフ(カラリスト)と撮影監督と一緒に進める事もできました。このため、完成作品の画質も放送業務向けのレベルに向上させることができ、大変良かったです。
これからは、配信や映像祭を通して多くの人たちに本作を観てもらい、コロナにめげず、楽しんで頂ければと祈っております。
今回は、ご支援ありがとうございました。深く御礼申し上げます。

能と語りの世界「五条の月夜」

活動期間2020年 10月 30日 ~ 2020年 10月 30日

活動をしてみて

コロナ禍の中にあって、舞台が自粛されていたため、予想以上のお客様が楽しみに駆けつけて下さり、思い切って行わせていただいた甲斐がありました。費用的には、本格的な能舞台と語り部のコラボレーションだったため、GBfundさまの助成金、文化庁の補助金なくしてはできない舞台でしたが、日本で唯一の企画を新しい芸術性を加味して行った文化的意義は強く、その足跡を残すことができたことに、心から感謝を申し上げます。
また、コロナにより、文化活動の危機にさらされていましたが、助成金による開催のおかげで、主催の夢語り千夜(語り部事業)は活動継続することができました。先行きが不透明な時節に、手を差し伸べてくださいました、かるふぁんさまの温かいご支援は、とても励みになりました。
改めて、本当にありがとうございました。
ご期待に沿えるよう頑張りますので、今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

ドン・ジョヴァンニ(ハイライト)& モーツァルト レクイエム

活動期間2020年 3月 1日 ~ 2021年 3月 13日

活動をしてみて

 コロナ禍での制限を受けることで、音楽活動がかなり厳しい状況にありましたが、その困難を乗り越えて実施したことによって、来場者からは、「心からほっとする時間を持てた」「やはり音楽は心の癒やしになる」「この時期だからこそ、ぜひ観たいと思っていたのでうれしかった」という感想をいただくことができました。協会としても、手探りではありましたが、出来うるかぎりの対策を取りながら、来場者、出演者に安心していただける環境の中で、公演を行うことができたことは非常に大きな成果でした。
 この公演を通して、コロナ禍においても、音楽はかけがえのないものであり、心の糧になり得ることを実感しました。しかしながら、パーティションを立てての演奏、来場者を制限しての公演は、経営的観点から見ると非常に厳しいものであり、1日も早いコロナウイルスの終息と、以前の日常が1日も早く戻ってくることを願っています。
 本来ならば生での演奏が望ましいのですが、コロナ禍ということで、初めて映像配信を行ない、通常であれば、遠方で来ることが叶わない方々にも配信映像をご覧いただくことができ、新たなファンも増えたことは、非常に喜ばしいことでした。
 このように、コロナ禍で出来ないことも多いのですが、そのような中でも新たな道も開けることが分かり、公演を実施する側としては、今後の活動に対する一筋の光を見つけたような気持がしています。この度の公演に対して、GBFundから支えていただいたことについて、心より感謝いたします。

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