今年度開催した茨城県北芸術祭には77万6千人もの多くの方々にご来場いただいたが、この芸術祭がきっかけとなって、初めて県北地域を訪れたという方も多く、県北地域の魅力を知っていただく良い機会になったということも含め、地域全体のイメージアップにつなげることができた。また、地元の方々との交流も活発に行われたことで地域の活力の維持・向上につながったところ。
このように今回の芸術祭は、県北地域に新たな光を当て、交流人口の拡大による地域の活性化に寄与するとともに、地域の素晴らしさを改めて見直すきっかけともなり、住民の地域づくりへの気運を醸成するなど、大きな成果をあげたものと考えている。
今回の成果を一過性のものとせず、特に芸術祭を通じて培われた人と人とのつながり、地域づくりへの気運の高まりなどを絶やさぬよう、今後の県北地域の振興に生かしていくことが重要であると考えている。
2015年に引き続き、新たにベルリンを加えての独仏日新作公演の今回は、前回のケルンでの公演の際現実乖離で精神的に弱っている人々が多いという現状から、ダンスを通し今生きていること感じ会いたいという主旨から始まりました。Junko Okuda dance performanceの「Silent Beat」(作品タイトル)という作品は、心臓の鼓動を通して、人の生きる力をポジティブに揺さぶる、見てるだけでダンスを体感できる公演を目指しました。
長いスパンでの事業となりましたが、時間をかけることで、各公演地の劇場、アーティスト、ダンサーとの作品の練り上げとコミュニケーションを深く持つことができました。同時に各公演地の人々それ以外の人々にもこの事業活動を知って頂き気にかけて頂けたことが、「観客と作品の一体化と共有」という成功をもたらしました。
メセナを通しての寄付に関しては、今回、認定活動として頂いたことで企業の方や個人の皆様に働きかけ活動を知っていただく良い機会となりました。感謝申し上げます。一方で税制優遇を希望されない方や、ウェブ手続きが不得手な方々へのフォローが必要と感じました。
資金面で厳しい今回ではありましたが、劇場、スタッフ、ダンサーなど多くの方々の協力により、良い作品を上演できました。そして、今回の活動のクオリティの高さから、次回公演依頼と期待を劇場や新たなアーティスト、観客の皆様から頂きました。
これからもダンスを通して、人の生きる力を揺さぶり、日々が豊かになるよう、人や社会の内側にSilent Beat を刻み続けたいと思います。
今回開催した茨城県北芸術祭には77万6千人もの多くの方々にご来場いただいたが、この芸術祭がきっかけとなって、初めて県北地域を訪れたという方も多く、県北地域の魅力を知っていただく良い機会になったということも含め、地域全体のイメージアップにつなげることができた。また、地元の方々との交流も活発に行われたことで地域の活力の維持・向上につながったところ。
このように今回の芸術祭は、県北地域に新たな光を当て、交流人口の拡大による地域の活性化に寄与するとともに、地域の素晴らしさを改めて見直すきっかけともなり、住民の地域づくりへの気運を醸成するなど、大きな成果をあげたものと考えている。
今回の成果を一過性のものとせず、特に芸術祭を通じて培われた人と人とのつながり、地域づくりへの気運の高まりなどを絶やさぬよう、今後の県北地域の振興に生かしていくことが重要であると考えている。
2015年より2017年の3年間に亘り、創立50周年を記念とした様々な記念行事を実施した。企画から実施まで、荒川区役所や地域のたくさんの方々のご協力とメンバーの保護者の方々の積み重なる努力で実施する事が出来た。関係者にとっても、隊員にとっても大変意味深い節目となった。
創立50年の間で関わって頂いた方々が、一つの流れになることができ、また、これからの新しい活動開始の手がかりとなるきっかけを作ることができた。
活動をしてみて
[活動を実施して]
震災後、いまだ避難生活を余儀なくされている飯舘村村民をはじめ、福島県民の心の復興を願い開催。
コンサート第1部では同県出身者に作詞・作曲等を委嘱した作品を福島高等学校合唱団が演奏。
また、飯舘村をテーマにつくられた「ときよめぐれ(までいのロンド)」では飯舘村立小学校の子どもたちと飯舘村の親善大使「までい大使」をつとめるシンガー・ソングライターYaeが共演した。
コンサート第2部はYaeによる村への「贈り物」というテーマで演奏が行われ、聴衆を魅了しました。
演奏に先立つ講演にて菅野典雄氏は「厳しい状況下ではあるが前を向き、『までいの村に 陽はまた昇る』を
コンセプトに復興を進めていきたい」とコメント。講演・演奏・終演後の交流会をとおして
出演者・聴衆が現況・復興に対しての想いを共有する機会となりました。