芸術・文化支援サイト かるふぁん! -Fund for Culture-

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活動者の声

第19回全国高等学校ファッションデザイン選手権大会(ファッション甲子園)

活動期間2019年 4月 20日 ~ 2020年 3月 31日

活動をしてみて

 今回から表彰式前に出場作品を振り返る機会として、出場全チームによる再入場を取り入れました。前回大会までは、舞台上に出場チームを配置した状態で表彰式を行っていましたが、表彰式前に出場した衣装を振り返るタイミングを作ることで、より受賞した際の感動も増し、観客からも好評を得ました。また、ランウェイウォーキングの際のBGMも各チームに選曲してもらい、これまでより更に出場者が主体的に取り組めるような大会となりました。最終審査会終了後は、出場者や審査員が参加する出場者交流会を開催し、審査員に衣装の講評を伺う姿や、出場者同士で記念撮影をする光景が見られていました。
 ファッション甲子園は次回大会で第20回の節目を迎えます。これまで約20年にわたりファッション甲子園を開催し、過去の出場者の中には現在デザイナーとして活躍するOGや、ファッション甲子園の出場が契機となり服飾の道へ進み、夢を実現したOGもいます。今後もファッションの世界を志す高校生を応援し、高校生の夢を実現するための一助を担う大会となるように邁進してまいります。

第20回全国高等学校ファッションデザイン選手権大会(ファッション甲子園)

活動期間2021年 4月 20日 ~ 2022年 3月 31日

活動をしてみて

第20回大会は、コロナ禍における新たな大会形式の在り方を探りながらの開催となりました。2020年大会は苦渋の決断で中止としましたが、高校生の可能性ある将来のため、何としても開催することを前提に、リモートと現地での衣装審査、結果発表をライブ配信という形式により、感染防止対策と審査会としての大会の質を落とさずに開催することができました。
今後も、若い世代の目標とされる大会でいられるよう、また20年という大会の歴史をさらに継続できるよう、高校生の夢を実現するための一助を担う大会となるよう邁進してまいります。

小さくはじめる芸術支援ーアーティスト・ファイル

活動期間2021年 8月 1日 ~ 2022年 5月 31日

活動をしてみて

KAMADOとの連携によって、これまで取手市内に留まっていたアーティストの支援の範囲を大きく広げることができた。とくにウェブマガジンの記事については、充実した記事の内容となっており、若手アーティストにとって自身の信頼と発信をできる実績になるようなものとなった。

また、支援企業は2社のみとなったが、アートを支援したいがどうしたらいいかわからない、という企業との話し合いは始まっており、次回はさらなる支援につながるという手応えを感じている。

【読者や展示をみた来場者のコメント】
・物質と生命(死)は興味深いテーマだと思いました。たとえば生命進化の分野は「種が生き残るために進化した」など誤解がまだまだ残っている分野ですが、それだけに取り組みがいがありそうです。
・パッと見た瞬間に心惹かれました。
・実際に作品を鑑賞いたしました。ノイズやスクラッチ加工された鮮やかな色の中に優しさや激しさ、孤立や融合など複雑な感情の揺らぎのような印象を受けました。
さらに歳を重ねて、描き続けたときにどんな作風になるのか観てみたいです!
これからも頑張ってください!

【支援企業のコメント】
・qutoriはコミュニティ構築支援とポップアップ企画に特化し、様々なブランドやクリエイターの支援をして参りました。qutoriが目指すのはブランドやクリエイターが生き生きと制作活動を行える世界の実現です。寄付を通じた支援に対する意識が日本ではまだまだ広がっていない現状を踏まえて若手アーティスト・作家を支援していくために生まれた背景や理念に共感し、プロジェクト支援への参画が決定しました。

神戸薪能

活動期間2016年 8月 1日 ~ 2016年 8月 1日

活動をしてみて

毎年、夏の風物詩となっている長田神社での神戸薪能ですが、今年は稲荷明神を通じて五穀豊穣、国家安穏を祈念する曲でした。動きも多く内容もわかりやすいので、初心者も楽しめたと思います。
今後も、お客様が見て「美」を感じていただけるような公演にして行きたいと思います。

羽衣まつり 三保羽衣薪能

活動期間2016年 10月 8日 ~ 2016年 10月 8日

活動をしてみて

羽衣まつりは、フランスの舞踏家エレーヌ・ジュグラリス夫人を顕彰し、日仏国際交流の推進及び羽衣伝説の理解・伝承することを目的として、三保羽衣薪能を中心に、伯良行列、エレーヌ夫人顕彰式などの文化事業を開催しています。昭和59年より開催し、平成28年度で33回目を迎え、現在では毎年10月に開催される伝統行事となっています。
開催にあたっては、地元自治会や市内各種団体を含む羽衣まつり運営委員会を中心に運営されています。また、市立清水第五中学校においては、総合的な学習の時間に能が取り入れられており、地域振興や観光振興もさることながら、子どもたちにとって、わが国の伝統文化を通して郷土のことを知る機会にもなっており、様々な面に貢献している清水区最大の文化事業のひとつとして継続されています。

この羽衣まつりの開催会場である三保松原は平成25年6月に世界文化遺産に登録され、登録後は三保松原及びその周辺地区が注目を浴び、年間100万人を超える来訪者が訪れています。今後は、世界に向けてその価値や魅力の情報発信と松原の保全への対応が急務とされており、平成30年度には三保松原のガイダンス及び松原の保全の拠点として「三保松原ビジターセンター」の完成が予定されています。もうひとつの課題である松原の保全に関しては様々な対策が講じられていますが、松原内に会場を設営している三保羽衣薪能はその行為が松原の保全に少なからず影響を与えるものであると認識しています。今年度より会場設営作業の仕様を見直し、作業車両の乗り入れ範囲に養生を施す等影響を最小限に抑える対策を講じることとしました。
世界文化遺産の中で開催される日本随一の薪能として、三保松原の本質的な価値を守り、活用しながら伝統文化である「能」及び貴重な地域資源としての羽衣伝説を次世代に継承していくことがこの催事の使命と捉え、今後も取り組んでまいります。 

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