活動11年となり、毎年ご来場くださる皆様に加え、さらに新しいご来場の皆様も増え、参加アーティストも皆、喜んでいます。
参加作品もますます芸術性の高いものや、さまざまな手法を用いたものなど、ジャンルも広がりました。
新しい参加アーティストもすぐれた作品を寄せてくださり、来場者の注目を浴びました。
東京ビルTOKIAガレリア会場の来場者数は、3万5千人にのぼり、大盛況でした。
(他会場は、往来者も多く、カウントできておりません)
●参加者数/ アーティスト:170人 ワークショップ一般参加者:112人
●来場者数/ 東京ビルTOKIAガレリア会場:3万5千人 東京国際フォーラム:10万人
●参加者や関係者の声/ たくさんの賛辞の声をいただきました。 今後の継続を望む声をたくさんいただいています。
羽衣まつりは、フランスの舞踏家エレーヌ・ジュグラリス夫人を顕彰し、日仏国際交流の推進及び羽衣伝説の理解・伝承することを目的として、三保羽衣薪能を中心に、伯良行列、エレーヌ夫人顕彰式などの文化事業を開催しています。昭和59年より開催し、平成29年度で34回目を迎え、現在では毎年10月に開催される伝統行事となっています。
開催にあたっては、地元自治会や市内各種団体を含む羽衣まつり運営委員会を中心に運営されています。また、市立清水第五中学校においては、総合的な学習の時間に能が取り入れられており、地域振興や観光振興もさることながら、子どもたちにとって、わが国の伝統文化を通して郷土のことを知る機会にもなっており、様々な面に貢献している清水区最大の文化事業のひとつとして継続されています。
この羽衣まつりの開催会場である三保松原は平成25年6月に世界文化遺産に登録され、登録後は三保松原及びその周辺地区が注目を浴び、年間100万人を超える来訪者が訪れています。今後は、世界に向けてその価値や魅力の情報発信と松原の保全への対応が急務とされており、平成31年度には三保松原のガイダンス及び松原の保全の拠点として「三保松原ビジターセンター」の完成が予定されています。もうひとつの課題である松原の保全に関しては様々な対策が講じられていますが、松原内に会場を設営している三保羽衣薪能はその行為が松原の保全に少なからず影響を与えるものであると認識しています。前年度より会場設営作業の仕様を見直し、作業車両の乗り入れ範囲に養生を施す等影響を最小限に抑える対策を講じることとしました。
世界文化遺産の中で開催される日本随一の薪能として、三保松原の本質的な価値を守り、活用しながら伝統文化である「能」及び貴重な地域資源としての羽衣伝説を次世代に継承していくことがこの催事の使命と捉え、今後も取り組んでまいります。
来場者の声/開催11年と回を重ねて、毎年楽しみに来場されている方々の割合が増えていることを感じます。
「ほかのクリスマスイルミネーションとは違い、アーティストの力作の光の作品に感動した…」という、感想をたくさんいただいています。
ワークショップ参加者は、想像以上に、上手にできたことを喜ばれます。また、指導者が、現役のデザイナーやアーティストということで、喜ばれています。中には、子どもの美術の勉強についての相談をされる場面もあります。
アートに加え、クリスマスライブなど、音楽にも幅を広げていることで、来場者層も広くなり、年齢の巾もあり、効果が上がっていることを感じています。
復興支援の呼びかけについては、年月の経過により、関心が薄れて行くのを実感しますので、今後も、継続して行くことの必要性をあらためて感じています。
アーティストの手づくりで継続開催しているため、規模が大きくなり負担も多いので、今後の開催方法などを十分検討して、改善しながら、継続していきたい。
羽衣まつりは、フランスの舞踊家エレーヌ・ジュグラリス夫人を顕彰し、日仏国際交流の推進及び羽衣伝説の理解・伝承を目的として、三保羽衣薪能を中心に、伯良行列、エレーヌ夫人顕彰式などの文化事業を開催しています。昭和59年より開催し、平成30年度で35回目を迎え、現在では毎年10月に開催される伝統行事となっています。開催にあたっては、地元自治会や市内各種団体を含む羽衣まつり運営委員会を中心に運営されています。また、市立清水第五中学校においては、総合的な学習の時間に能が取り入れられており、地域振興や観光振興もさることながら、子どもたちにとって、わが国の伝統文化を通して郷土のことを知る機会にもなっており、様々な面に貢献している清水区最大の文化事業のひとつとして継続されています。
この羽衣まつりの開催会場である三保松原は平成25年6月に世界文化遺産に登録され、登録後は三保松原及びその周辺地区が注目を浴び、年間100万人を超える来訪者が訪れています。平成31年3月末には、世界に向けてその価値や魅力の発信及び松原保全の対応を目的とした「三保松原文化創造センター」が完成します。松原の保全に関しては様々な対策が講じられていますが、松原内に会場を設営している三保羽衣薪能はその行為が松原の保全に少なからず影響を与えるものであると認識しています。平成28年度より会場設営作業の仕様を見直し、作業車両の乗り入れ範囲に養生を施す等影響を最小限に抑える対策を講じることとしました。
世界文化遺産の中で開催される日本随一の薪能として、三保松原の本質的な価値を守り、活用しながら伝統文化である「能」及び貴重な地域資源としての羽衣伝説を次世代に継承していくことがこの催事の使命と捉え、今後も取り組んでまいります。
活動をしてみて
本展終了後、出展作家の更なる活躍の報告が続いた。ギャラリートークおよびレセプションでは、出展作家の活動紹介と作品理解の機会というだけでなく、イベント時間終了後も鑑賞者が多く会場に残り、交流の場として賑わいのある場をつくることができた。今後も、関西の若手作家に発表の場を提供し、継続して関西からアートシーンを発信してゆくことを目指す。また、美術界のジャンルを超えた交流を図り、活発な文化活動の起点となる場を企画してゆきたい。